函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

25年後

2011年04月28日 05時32分29秒 | 政治
原発事故の不安を払しょくするために、39歳の首相補佐官は八面六臂の活躍。
統合本部共同会見で、「今後は原則、全ての情報を公開する」と元気よく宣言。
透明性に関する統合本部の方針、私を信じていただきたい、ご理解を賜りたい。

その言動も嘘くささが漂い、にわかに信じがたい・・・。
何を偉そうに言うの?早い話が、情報を隠していたことの自供である。
おまけに正確性と透明性を謳うが、その会見場所は東京電力本社。
事故当事者の企業に足を運んで会見すること自体、滑稽な話である。

一方、日本沈没の危機だというのに、菅降ろし勉強会に励むセンセイたち。
ルーピー元宰相ら60人もの政治屋が参加してのお勉強会。
その勉強会の中味と言えば、こんな安っぽいもの・・・。

東日本大震災への現政権の対応を検証することを目的。
「震災に対応できる連立政権に向けた総調和の会」なる会を立ち上げる。
やるべき優先順位が、国民感覚と全く正反対でないだろうか。
本当にそんな暇があるのか、と声を大にして叫びたい・・・。

文部科学省に至っては、校舎や校庭等の利用判断における放射線量の目安。
これを、年間20ミリシーベルトとする基準を示した・・・。
しかし被曝量の限度は、1年で1ミリシーベルトであると専門家は断言する。
その基準を上回る危険があるようならば、すぐに逃げる事が大切とも説く。

20ミリは原発労働者が、白血病を発症し労災認定を受けている線量に匹敵。
また、ドイツの原発労働者に適用される最大線量にも相当・・・。
それなのに、こんな数値を子どもたちが浴びてもOKとする文科省。
この基準・・・間違っていないだろうか?絶対におかしい・・・。

おりしも25年前の4月26日、チェルノブイリ原発が試験運転中に爆発。
30km圏内を立入制限区域に指定、住民約13万5千人を立ち退かせた。
制限区域内は、今でも継続的居住が禁止され、ほぼゴーストタウン化。

福島原発は、それを上回る規模の事故だというのに、この体たらく。
被災者や被災地のことを、もっと真剣に考えて欲しいものである・・・。
25年後の日本を検証したいが、その時は団塊オヤジも88歳。

何としてでも、この世からお隠れする前に自分の目で確かめたいが・・・。
いずれにせよ日本の政治は、所詮、八百長の繰り返し。
そう理解しておいた方が良さそうである・・・。

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