鳴り物入りで登場のワクチン大臣だが、早くも暴走・迷走の景色。
ワクチン接種事業が暗礁に乗り上げてしまった。
新型コロナウイルスのワクチン供給は、厚生労働省の発表に基づきメディアが報道。
一般国民への接種開始時期は、今年5月頃としていた。
ところが河野ワクチン大臣が、自身のツイッターで「デタラメ」と噛みついた!
官邸とも説明が食い違うドタバタ劇を演じちゃった。
坂井官房副長官は、21日の会見で語った。
今年6月までに、全ての国民に必要なワクチン確保を見込んでいると発言。
これはガ~ス~首相の従来の説明を踏襲したものだ。
ところが、河野クンは22日午前の会見で、供給スケジュールは決まっていないとした。
坂井官房副長官の発言を削除すると勝手に発表する大胆さ。
すると坂井センセイは負けじと、午後の会見で自分の発言が正しいと主張。
齟齬は生じていないし、発言は撤回しないと譲らない展開。
政府内の要職者2人がワクチン供給でさや当てのだらしなさ。
ガ~ス~首相は、ワクチン接種は発信力のある河野大臣が適任とか言っていたなぁ。
そんな男が、ツイッターで一方的に噛みついたり・・・。
事前の擦り合わせもできないとは、おやおややれやれ。
もっとも、ワクチン事業が混乱しているのは、供給実態にもあるらしい。
美しい国は、米ファイザー社との間で「ワクチン6,000万人分を今年6月末までに供給」を約束したと言っていた。
しかし20日に田村厚労相が発表した正式契約の内容は、「7,200万人分を年内に」となっているそうな。
半年も後退してズレ込んでしまい、全国民分を6月までの基本方針。
これが事実上、撤回せざるを得ない状況だそうな。
こりゃ、配布が遅れたアベノマスクの二の舞になること必至。
まぁ、ちんちんたらたらの政治だから、これくらいは織り込み済みなんだろうか?・・・。