自民党の政治屋こと甘利明前幹事長も、良く言うねぇ。
賢明な日本国民は、必ず理解していただけると思います!
防衛費増額の財源を巡り、こう言い放った。
12月15日、自民党の税制調査会の会合後に飛び出した言葉だ。
この政治屋は、防衛増税に反対する国民は賢明ではない、とでも言いたいのかねぇ。
それにしても、この男は何度炎上すれば気が済むのかなぁ。
自民党内からも増税への反発が続出中だが、甘利は、文雄親分を持ち上げる。
首相は決断できないと言われるが、すごい決断をされた!
国際環境の変化と我々がなぜ対応しなきゃならないのか。
そういうことは、しっかり説明する!と強調。
案の定、ネット上は盛り上がる・・・。
賢明な国民ほど、今の時期に増税なんて、アホな議論を理解できるわけがない!
賢明な日本国民は、選挙区で甘利を落とした!
もはや甘利は、炎上芸が板についてきた感があるなぁ。
昨年10月の衆院選で、立憲民主党の新人に小選挙区で敗北して以降・・・。
甘利の影響力は、すっかり地に落ちているらしい。
小選挙区での現職幹事長の小選挙区落選は自民党史上、初めての快挙!
ところで、甘利の数少ない子分である山際前経済再生担当相。
彼が、旧統一教会との癒着問題で更迭されたが・・・。
そもそも大臣ポストに山際をねじ込んだのも、甘利のようだ。
文雄親分は、いまだに甘利に気を使っているようだが、かつての勢いはなし。
上から目線と場違いな言動で顰蹙を買うのは、幹事長時代と同じとか。
今回の賢明な日本国民発言には、こんな思惑もあるらしい。
経産省内閣といわれた安倍内閣で、甘利は経済産業相や経済再生担当相を歴任。
いわば、商工族のドンだった!
経済産業省に極めて近い立場で、法人税減税などを積極的に進めて来た。
ところが甘利の地元・神奈川13区は、10増10減の影響を受けて区割りが改定・分割される。
13区で敗北した甘利は、もはや13区の野党議員には勝てないと判断。
新設される20区へ国替えする予定だとか。
しかし、馴染みの薄い新選挙区での戦いも苦しくなるのは間違いないそう。
そして甘利は、文雄政権は解散を打たず、今後2年間存続すると考えているようだ。
その間に、文雄親分にピッタリと寄り添い、復権を果たそうと画策中?
でもねぇ、甘利を復権させたら、また文雄内閣の支持率は下落するのは必至だろ?
どの政治屋も、金バッチにしがみつくのに必死なんだねぇ。