文雄内閣の支持率下落が、底なしの様相である。
毎日新聞が7月22日、23日の両日に行った全国世論調査。
これによれば、支持率が遂に28%になった。
「退陣危険水域」と言われる30%を割り込んだ。
しかし、自民党幹部が心配しているのは、こうらしい。
「内閣支持率」より「自民党支持率」の下落の方。
主立ったマスコミの世論調査では、こんな塩梅。
自民党支持率は、内閣支持率に負けない低下を続けている。
毎日新聞が24%、朝日新聞の7月15、16日の調査では28%。
時事通信が7月7日から10日の調査で23.6%。
軒並み30%以下の景色である。
これまでは、内閣支持率が下がっても・・・。
自民党への支持は一定程度あり、30%後半から40%半ば。
しかし今回は、内閣支持率に連動して党の支持率が下がっている。
NHKの過去の世論調査では、こうのようだ。
不人気の森喜朗内閣が退陣の2001年4月の自民党支持率は21.3%。
民主党政権で自民党が野党だった2012年1月には18.3%だった。
そして今は、その数字に近づいているらしい。
そんな景色を、某政治ジャーナリストが語る。(続く)