函館発「団塊オヤジの独り言」

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アルマゲドン将軍(その2)

2022年10月21日 05時44分47秒 | オヤジのつぶやき

それから4年後、フルンゼ陸軍士官学校在学中には、こんな快挙。

クラスメイトに拳銃を不法に販売し、執行猶予付きの有罪判決を受けた。

スロヴィキンくんは嵌められたと主張。

有罪判決は、後に経歴から抹消された。

1990年代のタジキスタンやチェチェンでの紛争で活躍。

そして最近では、2015年にロシアがアサド政権側に付いて介入したシリア内戦に参加。

空爆作戦の経験がないにも関わらず、ロシア航空宇宙軍の司令官!

シリア北部アレッポの大部分を消滅させた空爆を指揮したそうな。

英国の某大学教授は、こう指摘する。

ロシアはシリア内戦に介入し、無制限の空爆と民間人への攻撃を繰り広げた。

ロシア軍の攻撃の責任者だったスロヴィキンは・・・。

必要などんな手段も使う用意があるのは明らかだ。

米ワシントンを拠点とする某シンクタンクの責任者は、こんな指摘。

スロヴィキンは、敵に対して絶対的に容赦ない態度を取る。

戦闘員と民間人を同一視している・・・。

彼の指揮のもとでロシア部隊は、神経ガス「サリン」の使用隠ぺいに関与した。

シリア北西部ハーン・シェイフンで80人以上が死亡した化学攻撃。

それが起きる数分前に、シリアの航空機にサリンが積み込まれるのをロシア部隊が目撃していた。

2017年にプーチンは、スロヴィキンのシリアでの任務を称える。

そしてロシア最高の栄誉「ロシアの英雄」の称号を与えたそうな。

残忍で、非常に強硬で不快な人物という専らの評判。

プーチンが、こんな人物を司令官に任命したのは・・・。

物事の展開がうまくいっていないと認めたのは明らかだと言う。

こうした人間性は、戦場でも、戦場以外でも垣間見えるというから怖いねぇ。

アルマゲドン・・・「世界の終末」「最終戦争」。

「人類滅亡」になるのだろうか?・・・。


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