次に織る帯の経糸(たていと)を機に仕掛けて、ようやく経継(たてつぎ)。
やっとここまでこれました♪
経継作業は、織りの中でも好きな作業の一つです。
前に織った帯の経糸と、新しい帯の経糸とを結ぶという
傍で見てれば何てことない地味な作業ですけど
頭や心は、まだ見ぬ帯への期待や不安、母心…と忙しい。
織ってみなければ分らない織りに
あれこれ考え、想像しながら結んでいます。
結ぶ糸の本数を数えながら、よぎる不安。
そんな不安も織りへの力になるから好きなんです。
・・・なんて言いはしても、さすがに腰の痛みには笑ってもいられず
始めて数時間後には、眉間に皺。
一本の間違いもなく、きれいに結び終えれば万歳です。
でも、今回は、結び終えて気づいた間違えに、一瞬がっくり。
でもファイト!
二日かかって結んだ糸を切って、また最初から。
織りの本番までは、あともう少し。
楽しみです。