春夏秋冬コツコツ手織

日々黙々と、つくる手織りの帯は博多織
庭に元気をもらって、春夏秋冬コツコツ手織り

HP:yokokoga.com

星への願い

2020年09月29日 | 工房の庭


毎年、自然に生えてくる庭のニラ。
最近は、やせ細って小ぶりだけど
花まで美味しく食べられます。

といっても、花を食べたのは一度だけで
花がたくさん咲いた年に、花や花芽を炒めただけ。




花言葉には「多幸」「星への願い」

星のようなきれいな花。
食べたら幸せになるかな?

良いことたくさんありますように。

元気な心

2020年09月28日 | 工房の庭


カラカラとした秋らしい風が心地よい朝。

庭に、秋らしい花が一つ咲きました。
曼殊沙華によく似た鍾馗水仙(ショウキズイセン)

姿形の美しい彼岸花より、花の作りはかなり大まか。
彼岸花のような繊細さや妖しさはなく
もっと軽くて、明るい感じ。

花言葉には「追想」「深い思いやり」「元気な心」など 





一本しか咲かなかったけれど
夏が終わって一番に咲いた秋の花です。

博多織の帯地

2020年09月27日 | 手仕事


帯のあとに織っているのは、小物用の帯地。

小物は専門ではないので
おしゃれなものは作れないけど
何かになればと、帯の後に少しだけ織っています。





手織りの帯地は、絹がギュッと詰まった強い生地。
本当にしっかりしています。

上手に使わないと、もったいない・・・・
と、自分でも思うほど。

でもね、小物づくりは難しい。



7504本の絹糸

2020年09月26日 | 手仕事


帯の経継ぎ作業。

いつものように、古い糸と新しい糸を
ひたすら結ぶ、結ぶ作業。
次に使う地糸は、ほとんど黒で黒メイン。

経糸の数は、細い細い絹糸が7504本。
それだけ糸が揃うと奇麗です。




経継ぎ終わって、いよいよ試し織り。

・・・・と思ったら
迷子の糸が一本、あぶれてる。
どこの子だぁ・・・

今日も一日頑張りましょう♪



芙蓉

2020年09月21日 | 工房の庭


空を見上げて咲くのは、芙蓉。

ここ数年のつづく猛暑で
昔からある木は枯れてしまったけれど
根元から出てきた若木に、今年は花が咲きました。

庭が荒れて寂しくなる一方だったので、ちょっと嬉しい。




芙蓉(フヨウ)
次々に花を咲かせて楽しませてくれる花は
夕方にはしぼむ一日花。

ハイビスカスに似た花は
ハイビスカスよりずっと大人しめ。

花言葉には「繊細な美」「しとやかな恋人」など

欲しいのはドラム

2020年09月20日 | 手仕事


経糸の整経。

家の作業場には置けない機械、整経機。
今回は、それを借りての作業です。

整経を自分でしていたのは、ずいぶん前で
この作業は、6年ぶりくらい?

久しぶりすぎて、緊張はするし
終わってから手順を思い出して
後で「しまった」と気づくことも幾つか。





整経は、あまり好きとは言えない作業だけど
自分の機場にも欲しいと思うのは、この機械。

でも問題は場所。
もうちょっとコンパクトなドラムがあると良いんだけどなぁ。





さて、次は経継ぎです♪

青い秋

2020年09月19日 | 工房の庭


百年に一度の・・・とも言われた台風10号から
(古い家なので怖くて一睡もできなかった)
バタバタと忙しく日が経ち、あっという間に9月も半ば。
厳しかった残暑も、台風が過ぎるとどこへやら。


朝晩過ごしやすくなった庭には
青が美しい露草の花。

露草、月草、蛍草、帽子花、青草、藍花
鴨跖草(ツキクサ)、移草(ウツシグサ)  ・・・・と
美しい別名をたくさん持つツユクサ。

鮮やかな青が、雑草ながら本当にきれい。





早朝に咲いて、その日のうちにしぼむ一日花。

花の咲く季節は、秋というわけではないけど
虫の声が響く庭の露草は、秋らしくてなんだかいいな。

新柄の帯・・・・

2020年09月03日 | 手仕事


ガラゴロ ガラゴロ
 ゴットン ゴットン

糸繰り開始。

次の帯は新柄で、緯糸は黒。
どんな帯になるのか・・・

デザインや色付けは、未だに手描きで頭の中。
パソコンが使えないので
できあがりは、いつも想像です。

どんな帯になるのか
今回、さっぱりわからない・・・。

帯を作る 色糸

2020年09月01日 | 手仕事

9月の最初は、染屋さん。

染め上がった糸は、四色で
色だけ見ると、地味目な感じ。

新しい帯はというと
どうしてそんな図案を描いたのか・・・と思うような
少々変わったデザイン。

バランスをとるのが難しいデザインなため
配色や織りの仕上がりが気になります。

どんな帯になるのか
帯なので、当然締めてもらいたいけど
うーん、どうかな。

良い帯ができますように。