春夏秋冬コツコツ手織

日々黙々と、つくる手織りの帯は博多織
庭に元気をもらって、春夏秋冬コツコツ手織り

HP:yokokoga.com

情熱の花

2022年07月29日 | 工房の庭


真夏の太陽みたいなカンナ。
鮮やかな色に、大きな花びら。

夏の花だけあって
炎天下もなんのその。





「情熱」「永遠」「快活」
そんな花言葉を持つ、カンナの花。

うだるような暑さの中
生き生きと輝いているのは、この花くらい。

庭で一番元気な花です。




少々暑苦しいけど、色が好き♪

博多織帯:ミニバッグ

2022年07月28日 | 手織りの小物


今まで織ってきた帯の生地を
6枚ほど縫い合わせて作ったミニバック。

スマホが入るくらいのサイズで
紐を変えれば、ミニショルダー。




下の柄部分は、絹糸100%の
時間をかけて織り上げた手織りの帯地。

上の部分は、デニム生地。



思い入れのある帯ばかりなので
わずかに残った帯地も
大事に大事に使っています。

後ろには、ファスナー付きのポッケ。


サイズは、18㎝×10.5㎝
マチは、3㎝


色々な帯地を縫い合わせてみると
思ったより可愛らしいミニバッグができました♪



スマホを入れるミニショルダーや
ちょっとそこまでのお散歩バッグって感じかな。

百日紅

2022年07月27日 | 工房の庭


次々と花を咲かせるサルスベリ。

サルスベリ(猿滑・百日紅)
名前の由来は、漢字の通りで

木肌が、滑らかでツルリとしていることから
猿でも滑ると書いて、猿滑。

また、7月~10月にかけて
長く咲き続けることから
百日咲き続ける紅の花で、百日紅。

チリチリとした花びらが可愛らしく
花言葉も「愛嬌」




この花を見て思い出すのは
パチパチと火花を散らす線香花火。

中心から弾けたように咲く感じが
花火のようで可愛らしい。

緑のカーテン

2022年07月25日 | 工房の庭


夏に欠かせない野菜の一つ、ニガゴリ。
(苦瓜やゴーヤのことです)

そのニガゴリが
今年も立派に育って、まだまだ成長。




夏の美味しい庭野菜。

子供の頃は、チャンプルーなんて料理は知らず
ニガゴリ料理と言えば
みそ炒めかシギ焼だったけれど、今は色々。

ゴーヤチャンプルーの他
味噌炒めや味噌煮、中華も美味しく
天ぷら、お浸し、肉詰め、肉巻き
酢の物、サラダ、漬物、佃煮、カレーの具。
干せば保存食になるし、砂糖漬けでお菓子にも♪




ニガゴリ(蔓茘枝 =ツルレイシ)

ビタミンCが豊富なニガゴリは
夏バテ防止や疲労回復の助けにも。

今年は、庭の三カ所で、緑のカーテン♪

今日も爽やかに♪

2022年07月20日 | 工房の庭

野の草と同じくらい
ありふれて平凡な朝顔の花。

・・・と思っていたのは子供の頃で
今ではあまり多くは見かけず
庭に朝顔が咲くのも、ここ二年くらい。

小さな子供がいないせいかもしれないけれど
昔より少なくなったと思う花の一つ。

花言葉は、色ごとにあって
赤、青、白、紫・・・と色々。

「明日もさわやかに」他
「固い絆」「愛情」など




昨日まで、青ばかり咲いていた庭の朝顔に
赤紫が加わりました。

暑くなりそうな今日も爽やかに♪

献上柄の扇子入れ

2022年07月18日 | 手織りの小物


夏の必需品、扇子。

折りたためて、静かな場所でも使える扇子は
見た目も涼し気で、夏に重宝。
暑い日なら、必ず一本は
カバンに入れて持ち歩いています。

今回は、その扇子を入れる「扇子入れ」をご紹介。



博多織の伝統柄「献上柄」で作った
普段使い用の扇子入れ。
がま口タイプ。





扇子入れがあると、ちょっとおしゃれ。
使う扇子も品よく見えて、涼し気です。





表の生地:絹100%の帯地を使用
裏:絹・綿

暑い暑い夏に
カバンから取り出す献上柄の扇子入れ。

ちょっと素敵に思えて作ってみた中の
今回は、二本をご紹介♪



新柄に向けて・・・色見本

2022年07月15日 | 手仕事


絹糸で作った色見本を見ながら
新しい帯の染め出し準備。

どんな色にするのか
イメージする色はあっても、色は様々。
無数にあるから迷います。

「緑」一つとっても
若葉色、松葉色、山葵色
若緑、浅緑、薄緑
苔色、草色、柳に抹茶、鶯、萌黄、etc.

ヨコ文字の色なら
リーフグリーン、グラスグリーン、アイビーグリーン

聞いたことある色だと
モスグリーン、エメラルドグリーン、オリーブグリーン

聞いてもわからない色で
フォレスト、クロム、ビリジアン
ジェードにアイスにスプルース
・・・とまだまだあります。

色は冒険。
織ってみないことにはわからない色に
毎回悩んで、うなっています。

今回は、ちょっと迷いが多くて混乱気味。




次の色は、このあたりになるかな。

花言葉は「忍耐」

2022年07月12日 | 工房の庭


山で見かけた「藪ミョウガ」の花で思い出した
我が家の茗荷(ミョウガ)

庭の茗荷もそろそろかな・・・と
繁った葉っぱをかき分けて覗いてみると
出てる、出てる♪

土から出てきて、花まで咲いてる。




藪茗荷(ヤブミョウガ)と違って
こちらは食べられる茗荷で、今年の初物♪




【茗荷】
お味噌汁、お吸い物、薬味、天ぷら
サラダ、漬物、酢飯、煮びたし、混ぜご飯・・・と
夏なら毎日食べたい香味野菜。
大好きです♪

夏の茂みに・・・ヤブミョウガ

2022年07月11日 | 工房の庭


山の茂みに咲く白い花。

ミョウガの葉によく似た大きな葉っぱに
すうっと伸びて咲く白い花が、なんとも涼し気。

藪茗荷(ヤブミョウガ)

香味野菜として美味しい「茗荷」とは
全く違うこちらは、ツユクサ科の植物。

※食べる茗荷は、ショウガ科です。



ミョウガの葉によく似ていることから
藪茗荷(ヤブミョウガ)

薄暗い藪の中に浮かぶ
スッキリとした白が印象的。
花言葉は「苦しみを和らげる」など。


藪茗荷(ヤブミョウガ)の花は
年に一回、ご先祖様が眠る里の茂みで見かける花だけど
行くたびに、山は開けて住宅地に。
この花も、そのうち消えるんだろうな。

人知れず満開

2022年07月09日 | 工房の庭


庭に出るのもおっくうな暑さの中で
人知れず満開になっていたのは、万両の花。

ひざ丈くらいの木に
小さな花が、幾つも幾つも。




1㎝弱の花には
泥ハネみたいな、点々模様。
突き出た雌しべが、また奇妙。





【万両】
十両や千両と同じく、縁起の良い木で
冬の赤い実は、艶やかできれい。

花言葉には
「寿ぎ」「財産」「慶祝」「陰徳」など。




咲いていても気づかないような地味な花。
でも、こういう花があるから面白い♪