春夏秋冬コツコツ手織

日々黙々と、つくる手織りの帯は博多織
庭に元気をもらって、春夏秋冬コツコツ手織り

HP:yokokoga.com

4月最後の帯

2019年04月30日 | 手仕事
管に巻いた帯一本分の緯糸が
全部きれいになくなったところで
一本目の帯が織り終わりました。

今日中に織り上げることができてよかったです。





このあと、同じ柄をもう一本織る予定なので
年号をまたいだ帯が二本。

「平成」最後の一本と「令和」最初の一本です。
まずは一本、お疲れ様。



・・・出来事・・・・
2019年(平成31年)4月30日 
天皇陛下退位で平成最後

手織り

2019年04月29日 | 手仕事
嬉しい厚み。
織り上がっていく帯の厚みは嬉しいもの。

ここまで織れたことも嬉しいし
あと少しというのも嬉しい





ここ数日の自分が詰まった厚みで
色んな自分がそこにいます。

これも織りの作業の好きなとこ。


4月最後の帯

2019年04月28日 | 手仕事
4月も残りあと3日。
今月最後の帯は、一本目の柄違いで
織り始めたばかりの二本目です。

平成最後の帯でもあるけど
想いを込めて織っても帯には悪く
心を込めすぎても、いいことないので
いつも通り淡々と、帯のために黙々と。




さくらんぼ♪

2019年04月27日 | 工房の庭


サクランボが、そろそろ食べ頃。

朝につまんで、昼につまんで
庭に出る度、さくらんぼ。
手が届くところの赤くなった実から少しずつ。

見ているだけでも楽しい果実。
今年はたくさんなりました♪



雨と糸

2019年04月23日 | 手仕事
しとしとと降る雨を見て予定変更。
午後の作業は、糸合わせ。

カラッと晴れた日よりも、雨降る日。
糸を扱うにはよい天気。

ちょっと薄暗くなった機場で
ゴロゴロと糸繰り機を回して
帯一本分の糸合わせ。




まぁまぁかな。

元気をだして

2019年04月22日 | 工房の庭



なんてことない花なんだけど
ぶら下がっているだけで、ただ可愛い。





つぼんだ口が「パカッ」と開いて、静かに開花。
くす玉みたいで、見ていて楽しい。






甘野老(アマドコロ)
花言葉は、「元気を出して」「小さな思い出」

曾祖母の花は、どれも優しい。

5月の帯

2019年04月21日 | 手仕事
今日からいつものなごや帯。
この色で三本織ったら、この糸は終わりです。





連休が終わってからの5月は
自分の作業がほとんどできないので
10連休は、織りと作業に使う予定。

三本織り終え、次の帯の準備までが5月の目標。

あっ、糸、足りるかな・・・。


夏の訪れ

2019年04月20日 | 工房の庭


太陽の下で、真っ白な花がキラキラ眩しい。





輝くように咲くのは
初夏の陽射しがよく似合う、ヒメウツギ。





花が少なくなる一方の庭で
放っておいても年々増えてく、嬉しい花。

花束みたいにわさっと咲くのも可愛らしい。





姫空木(ひめうつぎ)
空木(卯の花)より小型で、姫空木

花言葉は、夏の訪れ、純白、秘密、古風

そういう時期

2019年04月19日 | 手仕事
織り機やジャガードの不調で
作業がとまるななんてことはよくあったけれど
今年は、織り手の不調で作業に遅れ。

体調不良も、心配になってからやっと病院。
2年ぶりの受診に、4年ぶりの検診、検査で
連休前に4日ほどとられることに。

予定通りにはいかないけれど
連休前に体調整え、作業に専念。

5月、織りの作業には良い季節です♪





実演が終わって、9日ぶりに庭を見ると
初夏のような庭には、緑がいっぱい。
山吹は、満開を見ずに早くも終わり。

本当に、何でもが、あっと言う間です。

ツルニチニチソウ

2019年04月18日 | 工房の庭



昔から庭にあるツルニチニチソウ。
細くしなやかな蔓が壁を覆えば
古い壁でもなかなかきれい。

以前はそんな壁もあったけれど
湿気や伸びるのを嫌って
はぎ取られてからは、壁はむき出し。

それから数年。
見れば、むき出しの古い壁に
控えめに蔓を伸ばして、花まで咲いてる。

お久しぶり♪


蔓日々草
花言葉には、「優しい思い出」「楽しき思い出」など

目覚め

2019年04月14日 | 工房の庭


伝統色にある「蘇芳色」
蘇芳木を染料とした赤い色で
青みの入った赤や、黒みを帯びた赤紫。
昔から好きな色です。

その蘇芳色に似た花を咲かせることから
花蘇芳(ハナズオウ)。
実際は、蘇芳色より明るい鮮やかな赤紫。
どちらにしても、きれいな色です。


花言葉は色々
目覚め、喜び、豊かな生涯

そういえば、
初めて作った自分の帯が「目覚め」でした。




お気に入り

2019年04月10日 | 工房の庭
見ていて飽きないのは
うにょうにょと伸びたシャガのひげ。
雌しべです。




あまりに見事で、きれいな形。
花の作りがお気に入り。





見れば見るほど、よくできています。





シャガ(射干)、別名、胡蝶花

糸合わせ

2019年04月09日 | 手仕事
18本の細い細い糸を合わせる糸合わせ。
カラコロ、カラコロ、ゆっくりカラコロ。
焦らず、急がず、時間をかけて慎重に。





高速で回したくても
ここは大事と、ゆっくりカラコロ。
カラコロ、カラコロ
カラコロ、カラコロ

だんだん眠気が・・・・





ここで失敗すると、あとが大変。
天候にもよるので
ピカピカのお天気の今日はここまで。

千重の乙女

2019年04月07日 | 工房の庭


パステルピンクに、フリルがいっぱい。
庭で一番、乙女な椿。

乙女椿。

整然と並んだ花びらが
今年は、ちょっとらせん状。

長く見てると、目が回ります。




・・・出来事・・・
知事選、大差で小川さん

織り直し

2019年04月06日 | 手仕事
切れた糸と、仕方なく切った糸に、四苦八苦。
どうしてそんなことになったのか
織って、切って、結んで、織ってを繰り返した二日間。

織りながら直して、直しながら織ってで
6尺まではいったものの、糸の突っ張りが気になり
結局、また最初から織りなおすことに。





やり直すことが多かった今回の袋帯。
図案も、意匠も、紋紙も・・・
帯の表も織りなおし。

手間はかかるけど
この帯の持つ性格かと思えば面白い。