初袋帯 イエメン

中東のアラビア半島南端部にあるイエメン。

その昔、Arabia Felix（幸福のアラビア）と呼ばれていた国です。

8月に完成した袋帯。

表と裏、それぞれ違うデザインで織っています。

柄は、イエメンの建築、装飾を参考に組み合わせたもので

表には、首都サヌアの旧市街の象徴ともいえる

白の漆喰で縁取られた窓を全面に。

色は、イエメンの国旗と伝統衣装から。

図案から半年、博多織で初袋帯。

普段使わない色を使って自由に作らせて頂いたので

最後まで楽しく進めることができました。

＊イマジワンワールドKIMONOプロジェクト帯

★手織り博多織（廻り梅工房）HPはこちらから★

帯の糸、絹糸

来年の帯に使う生糸が届いて、今日は染め出し。
お蚕さんの糸は、いつ見ても本当にきれい。

染める前でも、染めた後でも
糸の時が一番可愛い。

作業の続きは12月

二本目の帯が終わって、今日は糸繰り。
博多織の実演で使う緯糸です。





自分の作業は、しばらくお休み。
今月残りは、実演です。

その前に、染め出ししなきゃ！

自由な小菊

刺し木で増やした庭の小菊が、今満開。
切り花用にと育てている小菊は
手を掛けないので、形も色々。





何の花だかわからない、多少変なところはあるけど
それなりに一生懸命、目いっっぱい咲いています♪

青

来年最初の帯の色は、青と黄色で
欲しい青は、ほんの少し紫の入った鮮やかな青。

青、青、青、青・・・・
青といっても、青も色々。
織って出てくる青を探して、しばらく青に悩みます。

楽しみも多いから

さぁ、今日からせっせと織らないと！
途中になっていた帯を今週中に終わらせ
来年の帯に向けての染め出し準備。
11月も半ばで、焦ります。

一度描き上げた帯の図案と配色に追加があって
ここ数日、予定外の事にあれこれ色々悩んだけれど
作りたい帯をつくるためには
ちょっとやっかいな事でもやるしかない、で
決めてしまえば楽になるもの。
来年はもっと頑張らないと！で、図案が決まって次の段階。

頑張ろう。

妖怪尽くし・・・そめもよう×織り色展示会

「そめもよう×織り色」展示会が昨日より始まりました。
東京友禅7人と博多織7人の初の合同展示会。




東京友禅と博多織のコラボ帯「妖怪尽くし」は
締めると映えるユニークな帯。





東京友禅さんからは、クリスマスや可愛らしい動物、妖怪などなど
カジュアルに楽しめる素敵な作品がたっくさん♪





博多織も今年の新作が揃っています。





博多織求評会期間中の催事で、明日が最終日。
秋晴れのよいお天気です。
足を伸ばして是非お立ち寄り下さい♪





日時：11月9日（金）～11日（日）　12：00～19：00（最終日17：00まで）
場所：松楠居（しょうなんきょ）　福岡市中央区大名2-1-16
料金：入場無料、ワークショップ3,800円
問い合わせ：白瀧呉服店
電話：03-3933-0033

新作帯・・・朱色に燃える山

織りあがったばかりの新しい帯は
光の加減で、赤にもオレンジにも
朱色にも見える秋の山の帯。





思い描いていた帯とは違うけど
久しぶりに好きな感じの帯ができました♪

見つけた♪

窓を開けて見つけたのは、カマキリ！！
ずいぶん久しぶりに見たけど、小学生以来？

姫椿の葉の間で、鎌を縮めてじっとしている
丸々と太った大きなカマキリ。





カマキリは平気な方だけど
さすがにこんなに太っていると、少々怖い。

でも、産卵の時期であれば、このカマキリはお母さん。
邪魔せず、そっと観察です。

春には、一人前に鎌を構えた
可愛らしいカマキリの赤ちゃんが見られるかな。
楽しみ♪

楽しげな花（ツワブキ）

庭のあっちこっちで咲いているのは、ツワブキの花。
素朴な花だけど、いつもにこにこ、なにやら楽しげ。





朝に、昼に、夕方に・・・・と
度々眺めて、こちらもにっこり。
見ているだけで和みます。





咲くと嬉しい秋の花。
可愛らしい花です。


石蕗（ツワブキ）
春はツワブキの佃煮、秋は花♪
花言葉は、先見の明・困難に負けない・謙遜、などなど