日々黙々と、つくる手織りの帯は博多織
庭に元気をもらって、春夏秋冬コツコツ手織り
HP:yokokoga.com
ペパーミントとは違う
ちょっと甘めな香りのアップルミント。
風が吹く度、ゆらゆら、ゆらゆら。
葉っぱがこすれ合って香るくらいが
ふんわり優しく、ちょうどいい。
アップルミントの花で思い出したのは
エノコログサ(猫じゃらし)。
最近は見かけないけど
もそもそとした毛虫のような感じが
エノコログサ(ネコジャラシ)みたい。
アップルミント
シソ科のハーブ
ハーブティーはあまり好きではないので
他の花と一緒に切り花に♪
初蝉の声に驚いたのは、さきおととい。
そして今日は、梅雨明け。
雨も降らないのに、明けた梅雨。
♪雨あめふれふれ母さんが~
♪じゃのめでおむかい嬉しいぃな〜
なんて歌を思い出して
ついつい口ずさんでしまうような梅雨は
いったいどこへいったのやら。
可愛そうに、庭の紫陽花は
夏の姫向日葵と一緒に咲いています。
後ろ姿が可愛らしいこの花は
普段「十両」と呼ばれる藪柑子。
藪柑子(ヤブコウジ)
別名:十両
高さ、15㎝~20㎝くらいの木に咲く小さな花。
地面から10㎝くらいのところで
下を向いて咲いています。
花はというと・・・
地面に転がるようにして見上げた花は
どこかちょっと異世界っぽくて不思議な感じ。
花言葉は「明日の幸福」
冬に赤い実をつける千両や万両と同じく
十両(ヤブコウジ)も縁起の良い木。
「難を転ずる」縁起木といったら、南天。
魔除け、厄除け、火災よけ
縁起が良い上、殺菌・防腐に、薬効も。
昔から、お赤飯など料理に添えたり
お正月の飾りに使ったりと
我が家でも、何かある時には
庭から摘んで使っています。
祖父が植えたんだろう南天。
いつもは忘れているけど
なければ淋しい庭木の一つ。
庭のあっちこっちで咲いている
南天の花もそろそろ終わり。
お米の粒くらいの小さな蕾が
一つ二つと開いて満開に。
満開になると
今度はパラパラと散って
お米のもみ殻のようなものが
そこかしこに落ちています。
蜘蛛の巣までも、花殻まみれ。
花言葉には
「福をなす」「良い家庭」など。
枇杷の木、柘榴、蜜柑に橙、グミ、苺
ジャムにもしていたブラックベリーやラズベリーは
思い出になってしまった庭の果樹。
季節季節で楽しかった昔を思い出すのは
だいたい今頃、5月、6月、あとは秋。
今年は、サクランボも梅も実らず
楽しい実りは、どこへやら。
と、そんな中、唯一実ったのは
パチンコ玉くらいの「庭梅の実」
食べられる実ではあるけど
お腹壊しそうなので、観賞用。
でもやっぱり動物
赤いってだけで食べたくなるし、美味しそう♪
口に放り込みたくなる色です。
5月から引きずっているのは
どよんとした晴れない気持ちと
もやもやとした重たい脳みそ。
これをそろそろどうにかしたい・・・
と思いながら目覚めた今日は
二十四節気の 「夏至」
一年で最も昼の時間が長い日です。
梅雨の晴れ間の蒸し暑い今日。
咲き始めたのは
ロウソクの炎のような色をした
姫檜扇水仙(ヒメヒオウギスイセン)
花言葉は「陽気」「楽しい思い出」
夏至・・・
ただそれだけのことなんだけど
いつもよりちょっと、気分がいい。
冬に赤い実をつける縁起の良い木
千両は、お正月に欠かせない縁起物。
花言葉には
「富」「財産」「裕福」「恵まれた才能」など
豊かさを象徴する言葉がたくさん。
千両(センリョウ)
別名:草珊瑚
今、花の季節を迎えて静かに満開。
花びらも何もない
奇妙な形も、見慣れれば花。
余計な物がついていないシンプルなところが
なかなか素敵。
朝起きて、雨戸を開けると
目の前に、小さな朝顔。
双葉の近くで咲くのは
まだ蔓も伸びていない、赤ちゃんな朝顔。
昨年咲いた朝顔の種を、鳥がつまんで運んだのか
庭の隅っこの、妙なところで咲いています。
花言葉は
「愛情」「結束」「明日もさわやかに」他
蔓が巻き付く様子から
「あなたに絡みつく」
朝咲いて、昼にしぼむ花の命の短さから
「短い愛」「儚い恋」など。
「朝の顔」で、朝顔。
一日の始まりは爽やかにいきたい。
「純潔」「甘美」「無垢」や「威厳」は
ユリの花の花言葉。
6月になったばかりの庭で
最初に咲いたテッポウユリ。
鉄砲百合(テッポウユリ)
手のひらより少し大きなラッパ型。
すっきりとした姿がとっても素敵。
たくさん咲くなら、切り花にして
玄関、床の間、仏様。
華やかなユリは苦手だけど
野に咲くような百合は好き。
という我が家の百合は
野に咲く百合と変わらない野生百合。
上の花言葉の中から
この百合に似合う花言葉を選ぶとしたら
「無垢」かな♪
気が付けば
新緑のきれいな5月から
紫陽花の咲く雨の季節へ。
今日から6月。
庭に咲くのは、昔ながらの
青くて大きな普通の紫陽花。
「紫」の「陽」の「花」でアジサイ。
綺麗な名前です。
花言葉は
「移り気」「無常」「冷淡」「知的」「神秘的」
→これは青や紫の花の花言葉。
雨の6月。
ほどよく潤う、恵みの雨。
そんな梅雨なら良いけれど。