春夏秋冬コツコツ手織

日々黙々と、つくる手織りの帯は博多織
庭に元気をもらって、春夏秋冬コツコツ手織り

HP:yokokoga.com

久しぶりの実演、行ってきます

2014年04月21日 | 工房の庭



アマドコロ(甘野老)

毎年、同じところで芽を出し、花を咲かせるアマドコロ。
目立たない花だけど、ぶらぶらとぶら下がって咲く様子が
鈴蘭のようで可愛らしい。

名前に「甘」とあるように
この花の若芽と根茎は、甘いのだとか。
山菜として食べられるというから、気になります。

食べられるほど芽が出たら・・・・・・・
やっぱり食べずに、眺めてそう。


明日より、催事で出張です。
行ってきます。







機場の大掃除

2014年04月16日 | 手仕事


庭の緑が綺麗な季節。
初夏の陽気に、ツツジの花が満開です。

4月も半ば、今日は衣替えついでに大掃除。
機場の隅から隅まで、綺麗にしてから作業を開始。






一年に一度

2014年04月14日 | 手仕事

朝から忙しい一日。
あっちへ行ったり、こっちへ寄ったり。
織りに関する色んな事が重なった一日でした。

4月14日。
嬉しい年ではないけど、ありがたい日です。

日頃、乱暴に扱ってる自分に、ちょっと優しくなりたい特別な日。
お誕生日おめでとう。



今年最初の帯

2014年04月11日 | 手仕事

ようやく、今年最初の一本を、織り上げました。

管に巻いた緯糸も、きれいになくなり
残った管は、一本だけ。





最初で最後の、この一本。
あとは、広げて検品、房編みです。



シャガ

2014年04月11日 | 工房の庭


庭の奥まったところで咲くのは、シャガ(著莪)。
アヤメ科の植物で、Iris japonica。
別名、胡蝶花。





珍しい花ではないけれど
顔を近づけて、よくよく見れば、ハッとするほど綺麗な花。

わしゃわしゃと伸びる柱頭のおひげが、見事です♪



工房の庭・・・白山吹

2014年04月06日 | 工房の庭


山吹色した、八重の山吹は、私の好きな花。
白の一重山吹は、母の好きな花。
先月咲いた、庭梅と山桜は、父のお気に入り。

素朴な花ばかりの庭だけど
家族それぞれに、お気に入りがあって
花が咲けば、咲いた咲いたと、ちょっと自慢。

何てことない可愛い自慢。
毎年聞くけど、良いものです。



博多織帯、最初の一本、スタートです

2014年04月05日 | 手仕事


帯一本目、本番です。

管に巻いた緯糸が、織機の横で、綺麗に整列。
帯一本(約5メートル)分の緯糸です。

並んだ糸に、「いよいよだぁ!」
織りのスイッチ入ります。





試し織りはしているものの
最初の一本だけは、ちょっとドキドキ、緊張します。

糸の張り具合を何度も確認。
錘は? ハサミは? 継ぎ糸は?
汚れは? 埃は? 鏡は綺麗?

ジャガードの音も変じゃない。
油も差したし、糸切れもなし。

後は私で、気持ち整え、深呼吸。





紋紙、OK。 スタートです!







曾祖母から祖母、母・・・

2014年04月01日 | 手仕事


母方の女紋の入った着物を出していたら
祖母の婚礼衣装や、掛袱紗が一緒に出てきました。
一年に一度、虫干しの時に見るくらいですから、久しぶりです。

祖母の婚礼の時に使ったという、鶴亀の掛けふくさは
祖母が自分で刺繍したものです。(1m×1m)
自分の結婚式のために、一針、一針。

反対側には、大きな女紋。
紋も刺繍で入っています。




70年以上前、結婚する前だから、21、22歳の頃に作ったもの。





丁寧な刺繍です。

幸せを願って、一針一針。
祖母の顔が浮かんできます。



こんなところも自分で。


打出の小槌と鶴を刺繍した、30㎝×30㎝の小さなふくさは
おめでたい時のお重に掛けたりしていたそうです。

こちらも祖母の刺繍で、もっと若い時のもの。







母が大事にしまっていた中には
曾祖母が若い時に作ったという巾着も。
106歳で亡くなった曾祖母の青春時代。

巾着のモデルは、若い公達、憧れの君?
こんな頃があったんだね・・・と、ふふっと笑う母。





曾祖母、祖母、母。
根気強さも、器用さも、芯の強さも負けてます。

何か一つでも、受け継いでいるところがあれば良いんですけれど・・・。



4月の庭、花蘇芳

2014年04月01日 | 工房の庭


4月です。
ちょっと動けば、汗ばむくらいの良い天気。

昨日、今日と、鶯が遊びに来ています。





満開の雪柳は、風に吹かれて、ユラユラ、ちらちら。
散り始めた雪柳の傍では、赤紫が綺麗な花蘇芳。

蝶形の小さな花が、葉のない枝にかたまって咲いています。





花蘇芳(ハナズオウ)

豆科の植物。
花の色が、スオウで染めた色に似ていることから、花蘇芳。

蘇芳色。
好きな色です。