春夏秋冬コツコツ手織

日々黙々と、つくる手織りの帯は博多織
庭に元気をもらって、春夏秋冬コツコツ手織り

HP:yokokoga.com

十薬

2022年05月23日 | 工房の庭


独特な香りを放つドクダミの花。

生薬名は十薬。
利尿作用、デトックス効果、殺菌作用などは
よく聞くドクダミの効能で
花の季節になると、ドクダミ茶が飲みたくなります。

花言葉は「白い追憶」「野生」




真ん中の部分が、実は花。
花びらに見える白いところは
総苞とか苞葉(ホウヨウ)と呼ばれるもの。

その苞葉に守られて咲く
開き始めの花の可愛らしいこと♪
気持ちがほわっと和みます。




ドクダミの花は、好きな花の一つ。
その独特な香りも嫌いじゃなくて好きな方。




繁殖力が強く、放っておくと
ドクダミだらけになるので
どちらかというと嫌われがちな花だけど
深い緑の中に咲く白い花は、本当に可愛い。

ねずみもち

2022年05月22日 | 工房の庭


ヒイラギの花によく似た「ねずみもち」。

柊(ヒイラギ)と同じモクセイ科ではあるけど
ヒイラギの花のような華やかな香りはなく
山に咲く花の香り・・・というか
山の中にいるような香りがふんわりと。






ネズミモチ(鼠黐) 
別名、玉椿(タマツバキ)

花言葉は「名より実」

面白い花言葉だと思っていたら
秋に完熟する黒紫色の果実に
薬効があるからなんだとか。

その実の生薬名は「女貞子」




初夏らしい爽やかな花が咲いています♪

手織博多織「お数珠入れ」

2022年05月21日 | 手織りの小物


帯地がたくさんある時に作る「お数珠入れ」
大切なお数珠を入れるものなので
手織りの帯地をまるまる使って作っています。

通帳が入るサイズで、懐紙入れにも。




使用している帯は、以前織った「実りの祝い」

「秋の実りだけでなく、誰かにとっての嬉しい実り
嬉しい実りと喜びと、そこにたくさんの笑顔がありますように」
と、そんな思いで作った帯です。
柄は、博多織伝統の「献上柄」。




<献上柄>
江戸幕府への献上品として作られた帯地の柄で
仏具の「独鈷」「華皿」を図案化した柄と
「縞(親子縞と孝行縞)」がセットになった模様のこと。

身を守るとも言われており、長く愛されている柄です。





帯「実りの祝い」で作るお数珠入れは、三種類♪



Flower Fairy

2022年05月16日 | 工房の庭


花の形の可愛らしさが魅力のユキノシタ。
絵本に出てくるような
木の陰、草の陰で遊ぶ「花の妖精」っぽいとろこが可愛らしい。

雪の下(ユキノシタ)
花言葉は「博愛」「深い愛情」




雪の下の葉は
天ぷらにすると美味しい春の山菜。

思い出すのは・・・
「天ぷら」というと
必ず「雪の下が食べたい」と言っていた父の顔。




そろそろ花も終わりの雪の下。
今年はいつもと違うところで咲いています。

野生のバラ

2022年05月14日 | 工房の庭


春夏秋冬、気が付くと咲いている庭のバラ。




野生に戻ったバラは、咲き方も色々。




こんな形でも、元はバラ。
香り好く、色んな形で笑わせてくれるお気に入り♪