香り好い庭の桜は、サクランボの桜。
二本あったサクランボの木の一本が
数年前に突然枯れてしまって
残ったのは、裏庭で大きくなっていたこの一本。
もうすでに老木。
澄んだきれいな香りが
いつまでも香ってくれると良いんだけれど・・・
サクランボの桜の花が八分咲き。
薄暗く曇った雨でも、しっとりきれい。
香りが自慢の桜です。
澄んだ香りが辺り一面。
すっきりとした綺麗な香りを
身体いっぱいに吸い込み心身浄化。
良い香り♪
今日は、二月の最後の日。
明日から三月だなんて・・・
そろそろかなぁ・・・と
わさわさと茂った葉をかき分けて覗くと
花の咲いた茗荷が、あっちにも、そっちにも。
ほったらかしで育った
ほぼ野生の庭のミョウガ。
お店に並ぶ茗荷ほど美しくはないけれど
ミョウガはミョウガ。
今年の初物♬
嬉しいな。
薬味、和え物、サラダはもちろん
汁物、漬物、煮びたし、天ぷら。
ご飯にたっぷりかけても美味しい茗荷。
ポテトサラダにも刻んでたっぷり。
たまらない♬
風が吹く度に
パラパラと散るのは南天の花。
地面を見ると
もみ殻のような花びらがいっぱいです。
米粒くらいの小さな蕾に小さな花。
冬の赤い実と違って、花は目立たず控えめです。
難を転ずると言われる縁起の良い南天。
冬の赤い実が楽しみです♪
我が家では観賞用の庭梅の実。
パチンコ玉くらいの小さな実は
日に日に熟して、綺麗な赤に♪
果実酒やジャム、生でも食べられる実なので
見ているだけだなんて、もったいないかな?
美味しそうに熟した実。
きっと今が食べごろ♪
人知れずひっそり、今満開♪
というのは、千両の花。
冬に赤や朱色の美しい実をつける千両。
お正月飾りにも使われる縁起の良い木だけど
花を知っている人は少ないかも・・・。
ユニークな形の花が、今年もたくさん。
香りは・・・土と緑と雨の匂い♪
この花に香りってあるのかな?
晴れたらもう一度確かめてみよう!
庭で「雑草だけど好きな花」といったら
ドクダミとカタバミ。
どちらも子供の頃から好きな花♪
●ドクダミ
生薬名:十薬
香りは独特だけど、薬草の香りと思えばその香りも好き♪
なにより花が可愛らしい。
●ムラサキカタバミ(紫片喰)
子供の頃、食べて遊んでいたカタバミの花。
食べると酸っぱいから、スイスイ花。
スイ花とも言っていたかな。
花を見る度に「アースイスイ」と呼ぶのは母。
「あぁ!酸っぱい、酸っぱい」という意味です♪
色づき始めた庭の紫陽花。
降り続く雨と雨の重みで
地べたまで垂れた花は泥まみれ。
昨日はそれを10本(朶)ほど切って
跳ねた泥をきれいに流して切り花に。
昔ながらの頭の大きな重たい紫陽花。
色は、優しいブルーか淡い青紫。
なんてことない普通の紫陽花だけど
朝起きると家中が紫陽花の花!
なんて、花の似合う美しい家ではないけれど
古い家でも、やっぱり楽しい。
ピラカンサス(ピラカンサ)
小さな小さな花が
もこもこといっぱいに咲いています。
秋になると
枝がしなるほど赤い実をつけるピラカンサス。
(我が家のピラカンサスは、少々朱色)
そんな秋のピラカンサスも良いけれど
初夏に咲く小さな白花のかたまりもまた素敵♪
初夏らしい花が満開です♪
たくさんではないけれど
毎年必ず花を咲かせる“ナシラズの花”
庭の草木や花には
家族それぞれのお気に入りがあって
父の花、祖父の木、母の花など
思い出も色々。
このナシラズもそう。
ホザキアヤメ(バビアナ)
母が曾祖母からもらってきた花で
正式な名前はホザキアヤメ(バビアナ)
曾祖母から教えられた名前は
「ナシラズノハナ」
名前がわからず「名知らずの花」と
曾祖母が勝手につけた名だと知ったのは
ずっと後になってからでした。
ナシラズが咲くと思い出す曾祖母の顔♪
とても素敵な人でした。
「立夏」の今日は、朝から雨。
ダチダチと降る雨は久しぶり。
大粒の雨に喜んでいるのは
5月の緑と紫陽花の花。
降り続くまとまった雨に
庭の緑は、更にいっそう濃くなりそうです♪
今日の雨は、好きな雨。
雨の音が心地いい♪
4月の花、甘野老(アマドコロ)
ぷっくりとした花が二つずつ
きれいに並んで、ぷらぷら、ぷらぷら。
花の色は
クリームがかった優しい黄緑。
目立たないけど可愛らしい花♪
花言葉は
「元気を出して」「小さな思い出」
切り花にすると、また素敵♪
緑の綺麗な季節です。
庭の楓が、キラキラ綺麗。
日に日に濃くなる緑の中には、もう種が♪
黄緑色に、ほんのりピンクの
羽付き種の可愛らしいこと。
春:芽吹き(花が咲き)
初夏:新緑の楓(種ができ)
夏:色濃く繁った緑の楓
秋:色づく楓
初冬:散る楓(種の旅立ち)
冬:準備
一年を通して楽しい楓。
今日の楓は・・・
風にサワサワと音を立てる緑の楓。
陽を浴びる種も楽しそう♪