春夏秋冬コツコツ手織

日々黙々と、つくる手織りの帯は博多織
庭に元気をもらって、春夏秋冬コツコツ手織り

HP:yokokoga.com

人知れず

2020年04月30日 | 工房の庭


庭の緑に馴染んで、全く目立たないアマドコロ。

影が薄いというのか、控えめというのか
なんて言ったらいいのか・・・・・

気配を消した忍者みたいな花!




ぷっくりと膨らんだ、風船のような花が


パカッと開いて、深呼吸。



草丈30㎝。
邪魔しないよう、地べたで観察。



アマドコロ(甘野老)
花言葉には、「元気を出して」「小さな思い出」

曾祖母の花。
曾祖母を思い出す初夏の花です。

シンプルがいい

2020年04月28日 | 工房の庭

大きな花びらが4枚。

シンプルなつくりの真っ白な花には
葉脈が美しく刻まれた葉っぱがよく似合います。

一重の白山吹は、母のお気に入り。




モンシロチョウみたいな白山吹。
ひらひらと飛ぶ蝶々を思い出しながら眺めています。


花言葉は「細心の注意」

どこかへ 遠くへ 

2020年04月27日 | 工房の庭


いつでも飛んでいけそうな楓の種。

ヘリコプターやグライダーみたいに
プロペラや羽つきなのが可愛らしい。





どこかへ、遠くへ
好きなところへ、飛んで行けたらいいのにな・・・
と、青空見てると、そんな気分にさせられます。





旅立ちが楽しみな種。
冒険は、秋です。

バナナではないけど・・・

2020年04月22日 | 工房の庭
 
 
さてこれは・・・・
 
どこが花なんだかわからないような花だけど
顔のサイズくらいの大きなかたまりが
一枚一枚と開いて(その間で花が)咲きます。
 
英名、ジャパニーズバナナ
バナナではないけど、バナナの仲間、芭蕉の花。
 
 
 
 
 
 
今年の花は、何かに似てる・・・と
思い出したのは
何年か前に「飼育員さんに恋をした鳥」で話題になった
ハシビロコウのくちばし♪
 
 
 
 
背が高く、バナナのような実をつける芭蕉。
 
子供の頃は、モンキーバナナの木だと思っていたけど
その実は、いつまでたっても青いまま。
 
南の島じゃないから育たないんだ・・・とばかり。
 
 
 
 
黄色いバナナにはならないけれど
夢はあるかな。
 

山吹色の記憶

2020年04月18日 | 工房の庭


庭を覆うように咲いていた八重山吹。
枝垂れて咲く山吹の花の美しかったこと。
夢のように咲いていた頃が懐かしい。

・・・・というのは、子供の頃の記憶。

実際にそんなにきれいに咲いていたかどうかはわからないけれど
わんさと咲いていたのは確かです。




手入れが大変だからと、今は気持だけ咲いています。

2020年04月16日 | 工房の庭


ツツジ。

「躑躅 」

花の作りはシンプルなのに
漢字がとっても難しい。




雌しべ1
雄しべ10本
がく5枚

ラッパ型の花は
5枚の花びらを合体させた合弁花。

隣の花も、その隣も、上の花も、下の花も・・・
数えればどれも同じで、同じ数。




ツツジを見ていて思い出したのが、花の蜜。

花の根元を吸うと、甘い蜜が味わえたっけ・・・・と
一瞬やってみようかと思ったけれど
埃が・・・・大気汚染が・・・・と、ついつい。

今は、蜂だけがせっせと蜜集めをしています。

海から渡ってきた芋

2020年04月14日 | 工房の庭


カラー

海から渡ってきた芋、海の向こうのサトイモ
そんな意味もあるカラーの和名は、海芋(カイウ)

サトイモ科

5年ぶりに一本だけ咲いた、庭のカラー。
爽やかな4月の空を見上げて、日光浴。




めいっぱいに咲いた後の今日。
最後の最後は、誕生日の切り花に。

酸っぱい思い出

2020年04月13日 | 工房の庭


小学生の頃の「道草」といえば
田んぼに入って野の花を摘むとか
人様のお庭のキンカンを食べるとか
木イチゴを見つける
塀に登る
知らない道を通ってみる
山椒の葉っぱを、摘んで叩いて、香って喜ぶ
オタマジャクシを眺め・・・
テントウ虫の幼虫を持ち帰り・・・・
イモ虫と遊ぶ・・・と、毎日色々

その中の一つに、このピンクの花も。
見つけると面白がって食べていた花です。



ムラサキカタバミ(紫片喰)

食べると酸っぱいから、スイスイ花。
スイ花とか、すっぱい花とも言っていたかな。

母などは、「アースイスイ」と呼んでいたそうです。
「あぁ!酸っぱい、酸っぱい」という意味です♪

花と禅語・・・日々是好日

2020年04月11日 | 工房の庭
「蔓日々草」と「日々是好日」
「ツルニチニチソウ」と「にちにちこれこうじつ」

「蔓日々草」が咲き始めると思い出すのが「日々是好日」
「にちにち」が同じというだけなんですけどね。





蔓日々草

繁殖力が強く、ちょっとやそっとじゃへこたれない。
伸びるし増えるし、たくましい。




初めてのブログのタイトルも「日々是好日」
花が咲くと思い出す好きな言葉です。

海芋の目覚め

2020年04月09日 | 工房の庭
数年ぶりに目覚めたカラー。





眠りから覚めた花は、どことなくぼんやり。




5年ぶりの嬉しい目覚め。

ハート

2020年04月08日 | 工房の庭


ハート。



ハート。


ハート。



ハート。


ハートの形が、あっちにも、こっちにも。



花が満開を過ぎる頃に出てくる、花蘇芳の若葉。



艶やかで柔らかな葉は、ハート型。




生まれたばかりの、きれいなハート。

何もないので
今日は庭から、ハートのお届け。




シャガ

2020年04月07日 | 工房の庭


  • ラメが入ったようなキラキラとした花びら、その質感
  • 花びらの真中にあるトサカのようなオレンジの突起


  • ギザギザとした花びら
  • オレンジと青紫の斑点模様


  • 中央から伸びる見事な髭



凝ったつくりに、ただただ感心。

珍しくもない花だけど
素通りするのは、もったいない。

シャガ(射干、著莪)
別名 胡蝶花
アヤメ科



※※※※※※※※※※※※※※※※
<今日の出来事>
新型コロナウイルス感染急増
東京など7都府県に緊急事態宣言


私を忘れないで

2020年04月06日 | 工房の庭
こぼれ落ちた種から
今年は、たくさん咲くはずだったのに・・・

探して見つけた、忘れな草の花。




雑草にまぎれて、小さく、ちょん。





「私を忘れないで」と咲く、忘れな草。

~~~~~~
名前の由来は、ドイツのお話からで
「私を忘れないで」と、そう言ったのは
恋人のために花を摘もうとして
ドナウ川に落ちて溺れてしまった中世の青年(騎士)。
「僕を忘れないで」と叫びながら、帰らぬ人となり
残された恋人は、その言葉通りに・・・というお話。
~~~~~~

忘れな草、勿忘草(ワスレナグサ) 
英名 forget-me-not 

この可愛らしい花を
庭いっぱいに咲かせたかったけど
今年の花は、ひとつまみ。
まぁ、でも、そんなところがまた可愛い。

博多織のお数珠入れ

2020年04月05日 | 手織りの小物


しっかり、きっちり、時間を掛けて丁寧に織り上げた手織りの帯地。
大切なお数珠を入れるのにぴったりな気がして作っています。

今回は、帯「夢見草」の帯地。
夢見草は桜の別名です。





懐紙入れや、カード入れにも。
(写真の撮り方が悪いので、色は想像で)




がま口とセットで、ありがとうございました♪

博多織のがま口・・・手織りの帯地

2020年04月04日 | 手織りの小物


化粧ポーチやカード入れとして使える「がま口」を・・・という
ご希望があって作ってみたがま口。
小物は専門ではないので、まずは試しに作って、この形。

帯地は「小径2」と「青峯」





口金は10.5㎝。
大きさは、9㎝×11㎝くらい。
マチは、4㎝~5㎝。
内側の生地は、その時の気分で色々です。






強くしっかり織り上げた帯は、厚地で丈夫。
手織りの帯地になると、針が通らないこともあるので
作る小物はシンプルです。

凝った小物は作れませんけど
帯地があればで作っています。