なかなか織り進まなかった帯の一本目が
やっと織り終わりました。
織り上がった帯は
杼(ひ)を二本を使って織る帯で
糸は、細い細い絹糸を
数本合わせた「細ヨコ」と
たくさん合わせた「太ヨコ」。
合わせる絹糸の本数は
3本合わせた細い緯糸から
4本合わせ、6本合わせ
7本、11本、13本、18本と色々です。
残る帯は、あと二本。
来週からまた織り始めます♪
裏庭にあるサクランボの桜が
ぽつぽつ開花。
誰も見ない目立たない所で
大きくなってしまった桜の木。
でも今年も咲いてくれて
本当に嬉しい。
澄んだきれいな香りが自慢です♪
昨年、桜の木が一本枯れてしまい
その前には、古い梅の木。
大きな木が枯れるのは
かなりショックです。
梅の木は老木だったので仕方ないとして
桜の木は、なぜ枯れたのか全然わからず
今も気になっています。
元気だった木が
あっという間に茶色く枯れるなんて・・・
裏庭の桜でまた思い出してしまいましたけど
せっかく咲いた今年の桜。
澄んだ香りに喜ばなくちゃ♪
今回の管巻きは
細い絹糸を4本合わせた細ヨコです。
グルグル、ゴロゴロと
丁寧にきつく巻きつけ
キュキュット結んで
糸切りでプツン。
織る時に糸が乱れないよう
きっちり、きれいに、丁寧に。
そろそろ帯の三本目に入ります♪
織りながら、時々確認するのは
自分の顔・・・の筋肉。
表情筋?
歯を食いしばっていないか
目は険しくなっていないか
口角は・・・・
顔を上げた先、見えるでしょうか?
自然と目にはいってくる
ところに貼っているのは
自分で描いた、ニコニコマーク。
「笑え♪」
「口角上げろ♪」のマークです。
手元を見ても気づけるようにと
下を見ると、ニコニコマーク。
ほどよい集中は良いけれど
歯を食いしばって
あまりにも一生懸命に織った帯は
手に馴染むような優しさがなくて
織り上がってしばらく経つと
その影響が帯にじわじわと出てきます。
なので、腕に力は込めるけれど
力んではダメ。
口角上げて!と、ニコニコマーク。
その時その時の自分が
帯に出てくるので面白いなぁと思います♪
しっかりと丁寧に織り上げた
手織りの帯地で作る「お数珠入れ」
好きで作っている小物の一つで
最初に作ったのは、自分の数珠入れ。
大切なお数珠を入れる数珠袋の他
懐紙入れにも♪
帯は「喜」
柄は「扇」と「松」
前回と同じ帯「小径Ⅲ」を使って
平袋を二つ作ってみました。
通帳が入るサイズのポーチです。
ファスナーの色が違っていて
上がグリーンで、下が黄色。
使いやすい平袋(ポーチ)は
新しい帯ができる度に作る定番の小物。
厚地で風合いが良く丈夫なので
帆布や厚地の生地と合わせて作っています。
今使っている私の平袋(ポーチ)は
最初に作った平袋で
考えたらもう7年も使っています。
自分でもびっくりです♪
帯地がたくさん残った時にだけ作る
お数珠入れ。
大切なお数珠を入れるものなので
丁寧に織った帯地で作っています。
今回は、帯地があまり残らず
作れるのは、あと一つ・・・かな?
帯地:絹糸100%
裏地:シャンタン生地
マグネットホック
素人写真なので、画像が変ですみません。
前回載せた帯の写真と見比べてもらうと
多少雰囲気は伝わるかも。
木が枯れ、花が少なくなり
年々寂しくなる一方の古い庭。
今年は花をたくさん植えよう!
そんなことを思いながら
土から飛び出した球根や根っこを
土の中に押し込んでいると
「おっ⁉」
ピンポン玉くらいの
小さな小さな、ピンクの花♪
まぁ、まぁ、まぁ、まぁ!
こんなところに!
見落としそうな小さな花。
2月3日、今日は節分。
何もない日かと思っていたけど
ちょっと嬉しい日になりました♪
【乙女椿】