春夏秋冬コツコツ手織

日々黙々と、つくる手織りの帯は博多織
庭に元気をもらって、春夏秋冬コツコツ手織り

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歴史とお寺 御供所町

2012年02月11日 | イベントのお知らせ
2月20日(月)から、博多区の御供所で
二人の博多織「結の音」の作品展を催します。

でも、その御供所。
歴史ある町で、由緒あるお寺さんがたくさんあるのに
あまり知られていない、一度行かなきゃわからないという
もったいない地域です。

少し御供所をご紹介。

まず承天寺さん。
博多織発祥の地で、うどん・蕎麦の発祥の地。
饅頭、山笠、発祥地と、お庭を見ればその碑もあります。

年越し蕎麦も、この承天寺さんが始まりで
飢饉と疫病で年を越せない状態だった博多の人々に
謝國明(しゃこくめい)が中国のソバを承天寺で振舞ったのが 
「年越し蕎麦・運そば」の起源と言われています。

※お庭までなら見学できます。早朝座禅もあってます。


<聖福寺>

「結の音」展示会場は、小さな博多織のスペースだけど
その通り沿いには、聖福寺さん。
栄西(ようさい)禅師が源頼朝公に言上して
建立した日本最古の禅寺です。

そして、大博通り沿いには東長寺さん。
弘法大師創建の寺としては日本最古で
木彫り座像の大仏様は、日本一の大きさなのだとか。

※こちらも見学できます。


歩けば色々発見できます。
一緒に歩いてガイドをしてくれるボランティアセンターが
櫛田神社そば、町屋ふるさと館前にありますので
お尋ねしてみてはいかがでしょう?
徒歩であれば、櫛田神社やはかた伝統工芸館町屋ふるさと館から
御供所へ歩いて博多駅というのも良いですし
博多駅から御供所を通って、ふるさと館へと向えば中洲川端・・・と
お天気であれば、ほどよい距離で廻れる散策コース。

※博多まち歩きマップというのもありますよ♪

<町屋ふるさと館>


お昼は、「結の音」の会場前にある
ちょっと素敵で静かな和食などいかがでしょう。
「白つぐ」さんのお店の窓から見えるお庭は、東長寺さん。

さらっと御供所をご紹介しましたけれど
お時間ありましたら、結の音へも是非お立ち寄り下さい。

※二人の博多織「結の音」、作品数24点ほどの小さな作品展ですが
一越し一越しと丁寧に織り上げた作品ばかりです。


二人の博多織り 結の音

2012年02月07日 | イベントのお知らせ
「二人の博多織 結の音」

日時 2月20日(月)~26日(日)
    10時~17時
場所 福岡市博多区御供所町12-2
    御供所スペース (最寄りの駅、地下鉄祇園駅)
    ※承天寺、聖福寺、東長寺近く 

昨年の「結の音」展から一年。
二回目となる今回は
古き良き博多の町並みを残す御供所にて開催致します。

新作の帯をご紹介するのに、一年という期間は短く
二人合わせても作品数は24点ほどです。
小さな作品展ですが、お時間ありましたら是非
お立ち寄り下さい。


<同時開催>
「絹鳴展」 2月18日~26日
JR博多シティ3階アミュプラザ 博多センターコート
九州産業大学の学生さん達によるプロジェクト、博多織プロモーション計画4。
「結~若手女性織師の紹介」他


★主催/二人の博多織り 結の音
  協賛/博多織デベロップメントカレッジ
  後援/博多織工業組合・福岡商工会議所