春夏秋冬コツコツ手織

日々黙々と、つくる手織りの帯は博多織
庭に元気をもらって、春夏秋冬コツコツ手織り

HP:yokokoga.com

良い便りに期待

2020年06月28日 | 工房の庭
雨の後や雨の合間に咲く、レインリリー。

サフランモドキという名があるけど
雨が大好きな花には、レインリリーがぴったりです。




梅雨のこの時期、雨の後など
いきなり、にょきっと出てきて




パパパパ、パンっと
一斉に咲くところが、可愛いらしい。




と、今はそう思えるけど
子供の頃は「にょきっ」と出てくるところが
気味悪かったな・・・。
「チンアナゴ」みたいで。


花言葉は「陽気」「歓喜」「期待」「便りがある」など。
良い便りに期待♪

初蝉の声

2020年06月27日 | 工房の庭


ギラギラとした太陽が似合うカンナ。

ベロンとした大きな花びらが、暑苦しさを増すという
炎天下もへっちゃらな、猛暑に強い夏の花。

真夏日の続く蒸し暑い6月。
初蝉の声が響く庭は、もう夏です。




頼もしい子

2020年06月26日 | 工房の庭


梅雨の晴れ間。

咲き始めた姫向日葵を見に行くと
そこにいたのは・・・・・




1㎝くらいの、これまた可愛い
カマキリの赤ちゃん。

影までしっかり、カマキリです。





あっちにも、こっちにも
親と同じ姿のカマキリの子。




「ん?」
「こっち見てる?」




カマキリの子が振り返った気がして
ちょっとびっくり。

なんか恐い。

怒らないでよね・・・・。




赤ちゃんに睨まれてしまって
「ごめんなさい」


花は花

2020年06月24日 | 工房の庭


南天の他、十両、千両、万両と
庭の縁起木に花が咲くのは、この季節。

その中でも、変わっているのが
この千両の花。

花・・・・





花・・・・・・





薄緑色の丸いのが「雌しべ」で
白っぽい方が「雄しべ」

毎年見ているけど、いつ見ても面白い形。
楽しい花です。

花言葉は、千両の名にふさわしく
「富」「財産」「利益」
「恵まれた才能」「裕福」などなど

明日の幸福

2020年06月23日 | 工房の庭


SFの世界に出てきそうな、この花。
真ん中から突き出た針のようなものはいったい・・・・

気づく人もいないような小さな花の
奇妙な雌しべ。




十両、千両、万両、南天など
冬に赤い実をつける縁起木の一つ
藪柑子 (ヤブコウジ)
別名、十両

草丈、20㎝くらいの小型の木。
花言葉は「明日の幸福」




小さな木に咲く、小さな花。
庭の小人になった気分で
見上げて見るのが一番よさそう。

明日の幸福へと花開く、縁起木です。

苦難

2020年06月19日 | 工房の庭
まだ夏も来ない、梅雨のこの時期
なんだって今頃・・・・

というのは
梅雨の雨と蒸し暑さの中で咲く、このコスモス。





秋は、まだまだ先なのに・・・・

爽やかに広がる秋の空も、柔らかな陽射しも
吹く風の心地良さも知らずに散るんだろうな。





はぁ・・・
全く。

難を転じる

2020年06月18日 | 工房の庭
冬に赤い実をつける縁起木、南天。
その南天の花が、もう満開を過ぎて散り始めています。





「南天」→「難転」→「難を転じる」

縁起の良い木でもあるし、魔除け、厄除け、火事除けにと
庭のあちこちに植えてあります。
昔の習わしそのまま、トイレ付近にも。
(以前は、トイレの窓を開けると南天でした)

花の季節。
赤い実をつけた南天とはまた違う雰囲気です。




南天(ナンテン)

薬効があり
殺菌、防腐作用があり
縁起物として、お正月飾りになり
難を転じてくれる。

何もない我が家では、心強い木。

こんぺいとう

2020年06月16日 | 工房の庭
淡い紫の、金平糖♪





こぼれた種から
思いがけず花を咲かせたラベンダー。

金平糖みたい♪

幸せな甘さの砂糖菓子。
そう思うと、ひ弱な花でも可愛らしい。



食欲そそる赤

2020年06月15日 | 工房の庭
赤い実を見ると、それが何だかわからなくても
「わぁ~♪」と、まずは喜び
食べてみたくなるところが、やっぱり動物。

庭梅の実♪




パチンコ玉くらいの可愛らしい実が、10粒ほど。

ジャムや果実酒ができる実だけど
庭ではこれ以上育たないので、観賞用。

沙羅双樹

2020年06月12日 | 手仕事


博多織の実演をしている博多「町屋ふるさと館」の町屋棟。
その町屋棟の奥にある坪庭に行くと
今、沙羅双樹(サラソウジュ)の花が咲いています。





「沙羅双樹」と聞いて、まず浮かんでくるのは
平家物語の冒頭

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす」

平家物語の世界に惹かれて
庭に沙羅双樹を植えたのは、もうずいぶん昔のこと。

一度か二度、花を咲かせて喜んだけれど
その後は育たず、枯らしてしまいました。
花を見るのはそれ以来。





日本版の沙羅双樹は、一日で散る儚い花。

沙羅双樹、沙羅の木(シャラノキ)
又は、夏椿(ナツツバキ)

仏教の三大聖樹(無憂樹・印度菩提樹・沙羅双樹) の一つで
お釈迦様入滅の木。
「生命の樹」とも。


さて、博多織・・・・
新型コロナの影響で、三ヶ月ぶりだった博多織の実演。
前回は雪が降ったというのに、今回は30℃超えの真夏日も。
その実演も昨日で終わって、明日より自分の作業に戻ります。

梅雨から夏へと、季節も変り目。
皆様も体調にはくれぐれもお気を付け下さい。

十薬

2020年06月04日 | 工房の庭


深くて濃い緑の中に咲く、真っ白な花。
その香りは、ちょっと独特。

好き嫌いのある香りだけど
好んでやってくる虫たちもいるので
悪い香りじゃないみたい。

ドクダミ
薬草としての名前は「十薬」
その名の通り、薬効は様々。




「ドクダミ」という名前と、繁殖力の強さから
良くないイメージを持たれがちだけど
濃い緑の中に咲く真っ白な花は、本当に可愛い。

ドクダミといえば、デトックス。
花が咲く頃になると
冷たいドクダミ茶が飲みたくなります。

「てっぽう」

2020年06月03日 | 工房の庭

毎年、同じ所に咲く鉄砲百合。

すうっと伸びた茎に、真っ白な花。
庭に咲く花の中では、紫陽花に次ぐ大きさです。




鉄砲百合(テッポウユリ)

姿形の美しい、真っ白な花を見て
なんで「鉄砲」しか思いつかなかったんだろう・・・。

6月 きれいの瞬間

2020年06月01日 | 工房の庭


いつ見ても違って見える紫陽花の色。
一つの花に、幾つもの色。
今日と明日でも、違う色。





紫陽花と雨。
雨まできれいに見えてきます。





雨の後の、生き生きとした姿の美しいこと。





生き生きしてるって、本当にいい。
ハッとさせられるきれいの瞬間って、どれも同じ。