春夏秋冬コツコツ手織

日々黙々と、つくる手織りの帯は博多織
庭に元気をもらって、春夏秋冬コツコツ手織り

HP:yokokoga.com

ギリシャ神話と庭の藪蘭

2018年10月01日 | 工房の庭
昔から庭にある古い古い藪蘭(ヤブラン)の花。
別名には、リリオペ、サマームスカリなど。





ギリシャ神話に出てくる水の妖精、リリオペの名を持つ藪蘭の花。
雨に跳ねた泥ですっかり汚れて、水の妖精もひどい姿です。

水の妖精リリオペは
ナルシストの語源となった美青年ナルキッソスの母親。

ナルキッソス・・・・
見た目が美しいだけに色々あるんですけど
最後は、泉に映る自分の姿に恋をして
その場から離れられずに死んでしまうという美青年。
後に水仙が咲いたか、または水仙になったか
ざっくりし過ぎてますけど
水仙の学名、narcissus(ナルシス、ナルシサス)の由来となったお話で
昔読んだ童話にも。

春に咲く白い水仙が大好きなので
藪蘭がナルキッソスの母親(リリオペ)だと思うと
この花にも、ちょっと気持ちが惹かれます。





花言葉は、忍耐・謙遜・隠された心など。
我が家の藪蘭も、今は忍耐。
この記事についてブログを書く
« 重量挙げ・・・ | トップ | 結んで結んで・・・ »
最新の画像もっと見る