グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

虫取撫子

2011年06月17日 22時16分37秒 | 自然観察
虫取撫子とは、昆虫採集が好きな日本女性・・・ 
ではありません。 当たり前ですが・・・(^^;)

この時期、あちらこちらでピンクの可愛らしい花を咲かせているナデシコ科の越年草です。

ムシトリナデシコ 



ムシトリナデシコは江戸時代に観賞用として日本に移入さえた外来植物(帰化植物)で、原産地はヨーロッパです。

茎上部の葉の下に粘液を分泌する部分があり、触るとベトベトしています。ここに小さな虫がくっついて捕えられてしまうのが、「虫取り」と名付けられた由来です。(捕えられた虫から栄養を吸収することはしないので、食虫植物ではありません)



ムシトリナデシコは、なぜ、このような仕組みを持っているのか?
花の蜜を狙って登ってくるアリを撃退する装置だと言われています。蝶に来てもらうために用意した花の蜜をアリに盗られないようにということなのでしょう。


今日の川場村

今日もどんよりとした一日でした。梅雨らしいと言えば、そうだけど、土日は晴れてほしいなぁ