昨日の「かんな川水辺の楽校」のつづきです。
カワラバッタの幼虫
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ふつうバッタと言えば、草地にいますが、カワラバッタは草があまり生えていない石ころの河原を好みます。
河原は、河川の撹乱作用(洪水)の影響を受ける不安定な場所ですが、カワラバッタは、そこに適応したバッタです。
ダムなどで河川の撹乱作用が弱まり、長期間にわたり適度の出水などがないと、石ころだらけだった河原も植物が生い茂ってきます。そうなると礫質の河原をすみかとするカワラバッタは姿を消してしまいます。また、河川の中下流域の河原は公園やグランド、ゴルフ場など利用されることも多いですが、そのような開発もカワラバッタの生息場所を減少させる一因となっています。
現在、カワラバッタは全国的に減少傾向にあります。群馬県動物レッドリストでは絶滅危惧Ⅰ類に指定されていますが、かんな川水辺の楽校では比較的多く見られます。ただし、この場所も、上流のダムで流量の調整が行われているため、撹乱が少ない状態にあるので、将来はどうなってしまうか、分かりません。ここのカワラバッタの生息環境を維持するためには、除草作業など、植生の遷移をストップさせるための人為的な介入が必要です。
植物でも、カワラニガナ、カワラノギク等、名前に「カワラ」がついている種には数を減らしているものが少なくないということです。その理由は、おそらくカワラバッタが減っている原因と同じでしょう。
ショウリョウバッタの幼虫
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カマキリの幼虫
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ヒゲナガカワトビケラ
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ヒゲナガカワトビケラの幼虫は、この付近で一番現存量の多い水生昆虫です。
クロイトトンボ
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セスジイトトンボ
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ドウガネブイブイ
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コガネムシの仲間です。
ノコギリクワガタ
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コガタスズメバチ
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「小型」という名前がついていますが、オオスズメバチに比べれば確かに一回り小さいですが、決して小さなハチではありません。
アカガエル
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多分、ニホンアカガエルだと思うのですが、ニホンアカガエルとヤマアカガエルはよく似ていて離れた位置からでは、同定困難。しかし、手に取って見ることは私にはできない・・・(^^;)
カワラバッタの幼虫
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ふつうバッタと言えば、草地にいますが、カワラバッタは草があまり生えていない石ころの河原を好みます。
河原は、河川の撹乱作用(洪水)の影響を受ける不安定な場所ですが、カワラバッタは、そこに適応したバッタです。
ダムなどで河川の撹乱作用が弱まり、長期間にわたり適度の出水などがないと、石ころだらけだった河原も植物が生い茂ってきます。そうなると礫質の河原をすみかとするカワラバッタは姿を消してしまいます。また、河川の中下流域の河原は公園やグランド、ゴルフ場など利用されることも多いですが、そのような開発もカワラバッタの生息場所を減少させる一因となっています。
現在、カワラバッタは全国的に減少傾向にあります。群馬県動物レッドリストでは絶滅危惧Ⅰ類に指定されていますが、かんな川水辺の楽校では比較的多く見られます。ただし、この場所も、上流のダムで流量の調整が行われているため、撹乱が少ない状態にあるので、将来はどうなってしまうか、分かりません。ここのカワラバッタの生息環境を維持するためには、除草作業など、植生の遷移をストップさせるための人為的な介入が必要です。
植物でも、カワラニガナ、カワラノギク等、名前に「カワラ」がついている種には数を減らしているものが少なくないということです。その理由は、おそらくカワラバッタが減っている原因と同じでしょう。
ショウリョウバッタの幼虫
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カマキリの幼虫
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ヒゲナガカワトビケラ
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ヒゲナガカワトビケラの幼虫は、この付近で一番現存量の多い水生昆虫です。
クロイトトンボ
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セスジイトトンボ
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ドウガネブイブイ
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コガネムシの仲間です。
ノコギリクワガタ
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コガタスズメバチ
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「小型」という名前がついていますが、オオスズメバチに比べれば確かに一回り小さいですが、決して小さなハチではありません。
アカガエル
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多分、ニホンアカガエルだと思うのですが、ニホンアカガエルとヤマアカガエルはよく似ていて離れた位置からでは、同定困難。しかし、手に取って見ることは私にはできない・・・(^^;)