グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

ぐんま昆虫の森  樹液酒場は大騒ぎ

2011年06月29日 22時40分29秒 | ぐんま昆虫の森
九州南部は早くも梅雨が明けたようですが、今日は群馬県内も梅雨明けを思わせるような青空=猛暑。(前橋の今日の最高気温は35.2℃)
今日は代休だったので、真夏のような暑さの中、ぐんま昆虫の森へ行ってきました。


まずは雑木林の樹液酒場へ
樹液酒場で一番威張っているのはカブトムシ 


樹液酒場に集まる虫たちでカブトムシに敵う者はいません


樹液酒場は、食事場所であると同時にオスとメスの出会いの場所



カブトムシは“草食系”ですが、行動は“肉食系”ですね(^^)

カブトムシに次ぐ実力者はオオスズメバチ


オオスズメバチは強力な大顎で樹液の出ている場所を齧ることによって、さらに樹液の分泌を促してくれます。


樹液酒場のナンバー1とナンバー2がにらみ合い


ノコギリクワガタも追い払うオオスズメバチですが、さすがに重戦車級のカブトムシに正面から戦いを挑むことはありません。その身軽さを生かした撹乱戦法をとります。
素早いフットワークで、カブトムシの脚に大きな顎で咬みつくのです。カブトムシで込み合っている場所では、この咬みつきがもとで、カブトムシ同士がケンカを始め、そのドサクサに紛れて、空いた場所にスズメバチが入り込むのが見られることがあります。力ではカブトムシの方が上ですが、知恵ではオオスズメバチが一枚上か? (^^;)


ノコギリクワガタ


水牛の角のような大顎がカッコイイですね


体の小さな個体は、大顎が湾曲せずに真っ直ぐです。


コクワガタ


スジクワガタ


ヤマアジサイ 



つづく