無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

鮭川エコパーク

2007-07-05 11:36:28 | 建築・都市・港
6月20日にJIAの見学会があって、河北町のどんがホールへ行く事になった。酒田-河北町は、車で約1時間半以上の距離があり、1つの建物の見学では時間が勿体ないとの意見から、酒田を早めに出発して、鮭川-河北-村山-立川の市町村を廻り、目一杯に時間を使う事にした。

どんがホール →

酒田から八幡を抜けて鮭川に入る。話に聞いていた鮭川のエコパークは、山の中の施設で、キャンプ場やバンガローや温泉などがある。季節は6月、廻りの樹木の緑が美しい。インフォメーションの施設から、中央の施設へ車で走ると、大きな沼が見えてきた。この沼を中心にバンガローが並んでいる。丸太で造ったカブトムシが出迎えをしてくれた。



施設の中を見て回ってから、階段でどんどん下に降りると、バンガローに続く道が見えてくる。外部は木材をふんだんに使った仕上げになっており、廻りの自然に溶け込んで美しい。バンガローは、並んで建っているが、お互いが上手い具合にプライバシーが保てるようになっていた。



形は全て同じではなく、幾つかのパターンがあるらしい。歩いて写真を撮っていると、1人の男性が「内部を見せてあげようか」と声をかけてくれた。喜び勇んで中に入る。内部空間は高さを生かした造りで、機能的なのだが、非常に面白い設計になっていた。
内部の写真はないが、仕上げは勿論鮭川村の木材を用い、最上階は2段ベットのある寝室に、数段の階段を上がり、布団を敷ける場所が1階からの吹抜をうまく利用した造りになっていた。浴室もキッチンも、土地の段差を上手く使って、宿泊者の心理をついた楽しい建物だ。
大勢で泊まれば宿泊の料金も安く、リピーターの数が多いと言うのも肯けた。


外壁、内壁に限らず、自然の素材を活かした物が、時間の経過と共に味わいが出て美しさを保っている。科学だ工業だと人間は様々な物を造り出すが、やはり自然の物に適わないと私は思う。
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2 コメント

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Unknown (yukacan)
2007-07-07 17:48:42
新緑が美しいですね。見学会もここで宿泊込みの予定にすればよかったのにー。こんな緑の中で泊まってみたいです。
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yukacanさん (cake)
2007-07-08 09:18:25
私も泊まってみたいと思いました。
バンガローでバーベキューをして、朝は池の周りを散歩する。鳥も沢山いるのでしょう。鳴き声も聞こえました。
こんな所でゆっくり出来たら、どんなに気持ちが良いだろうかと思いました。
季節の良い時期の土日は、随分と予約が混んでいるようです。
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