梅の話の前に、山王さん(日枝神社)の屋根を見て貰おう。赤瓦である。酒田の瓦は能登の方から伝えられたそうだが、黒色ではなくて、赤色なのだそうだ。もっとも瓦は金持ちか神社仏閣しか使えないほど高価であった。そう言えば、本間家本邸の屋根も赤瓦だった。一般の家は、杉皮葺きの上に、杉皮が風で飛んでいかないように丸石を敷いた。昔はそんな屋根の家も残っていたが、現在は防火の点で建築基準法違反になり、文化財指定の鐙屋だけが復刻している。
境内の梅は、暖かい所の木は散り始めている。日陰や条件の悪い所、また違った種類の梅はこれからである。
これは北向きの節田梅林。
つぼみもやっと膨らんできた。
花を見るなら、椿も良かろう。
これは山茶花と思われる。
おまけ:アマドコロも山菜としては丁度良い大きさになった。ただし、気をつけないと行けないことが一つ。近くにマムシグサも生えている。間違えて採ることはないと思うが、茎に模様が着いていたら止めた方が良い。
イチゲの葉の傍に雪割草。
椎茸もゲット。ただしこれは我が家の庭の中である。ホダ木は真室川町産で、数年間収穫出来た。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます