雪の下から

山から採取して植え付けたワサビ。

植えてすぐに虫に食べられて全滅したと思っていたら、ちゃんと葉が生えてきた。

辛い葉だろうが、苦いだろうが、山王森の虫（特にダンゴムシ）は、食欲が旺盛であっと言う間に食べ尽くす。

虫たちに負けない危険視号を出すとか、防御の方法は無いものだろうか。

雪が溶けた地面から目を出したのはチューリップ。

昨年の春のチューリップは、見事にモグラの餌と化して、大半が姿を消した。

この芽は、少しだけ咲き残ったチューリップの球根を、掘り起こしていたもの。

秋に並べて植えたのが、今回芽を出した。あんなに重い雪の下だったのに、健気だ。

最もうず高く雪山が出来たその下の、階段花壇の黒松の苗は、すっかり横に倒れたり折れたりしていた。

どこかに移動させるべきか。

吹浦の道の駅から買ってきた桃の花が、良い具合に咲いている。

買った時は2種類の色と思っていたら、3種類だったんだ。

どの色も綺麗。

なんだよ。そんな目で見るなよ。

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