老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

浜大根の花

2021-03-19 17:37:44 | シニア
     

   

🐈 城のような建物は 「流 政之」の石の美術館
🐩 青い屋根の建物は「歯」の美術館

(浜大根の咲いている浜からこの建物の景が見える。)

ドライヴの途中で浜辺で車を停めてもらう。
おだやかな瀬戸内海の海。
はるかに東北へつづく海がある。
10年前のあの大震災から立ちなおる、粘り強いがいる。
しかし哀しみをかかえて苦しんでいる人に想いを馳せると、四国の田舎都市で平和に暮らしている自分の幸せをかみしめないではいられぬ。

     

浜辺に花大根の花が咲いていた。
そこで素直に、この句を詠んだ。


 > すでにある発想の句あまた。すべてボツにしたので例が挙げられません。

> いいかえただけではダメ。バレバレ。「雛あられ」→「はかなき夢」、逆も。

> リズムのダメな句もあまた。

> 日本語に慣れてない人はご注意。日本に生まれ、毎日日本語を使っても日  本語は使えない。

師の選評だ。

私は語彙も感性も無く、素直にしか詠めない。

特選の句を詠む、句友の諸氏は上手い。上手すぎる。言葉使いも技巧をこらしている、そんなのありと思うが、師は内容を捨てがたく、選ばざるをえないと思う。

真似は無理。素直な句を詠む私。

俳句を理解したようで理解をせず、言葉巧みに読む人を煙にまく俳人がいる。

5歳の子供に理解できる易しい言葉で俳句を詠む。そして類想はもってのほか。
古志の俳句は奥が深くて詠むのは難しいのだ。


        

     ☆     浜大根咲く東北へつづく海


コメント
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