老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

コロナ禍 花めぐり    (2)

2021-03-21 14:20:40 | シニア

心の底から今年は花をめぐって楽しめぬ。
用事のついでに、ドライブの途中に花を楽しむ余裕しかない。

頭の中には、いままでに観たそれぞれの桜が、記憶の中に生きている。

京都の枝垂桜。
吉野山の枝垂桜。
根尾の薄墨の枝垂桜。
身延山久遠寺の枝垂桜。

行こうと思っても今の身体では、、、

      

今日は日曜日に開催される野菜市に行く。
少し遠いけれど野菜やお花が割安で手に入る。

ドライブがてら、そこの市にゆく途中のお気にいりの枝垂桜が咲いているかと、昨夜は頭の中で思い描いていた。

何んと ラッキー、、、

満開の花を見て、車を停めてもらう。

枝垂桜の根方に寄り上を仰ぐ。
やさしい匂いが降ってくる。

以前、詠んだ句。

     ☆     傘のやうしだれ桜を回したき

雨の中、傘をくるくる回したら雨粒が飛ぶさまが楽しかった。
そんな情景を想い出した句。

     

    🐢     夜目遠目しだれ桜の内なるも

    🐢     胎内記憶しだれ桜に抱かれて

何だか川柳みたいだ。


        

今朝9時の我が家周辺。
瀬戸内のガスが巻いてミルク色の中に我が家も鎮座をしていた。





          


       

コメント
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