心の底から今年は花をめぐって楽しめぬ。
用事のついでに、ドライブの途中に花を楽しむ余裕しかない。
頭の中には、いままでに観たそれぞれの桜が、記憶の中に生きている。
京都の枝垂桜。
吉野山の枝垂桜。
根尾の薄墨の枝垂桜。
身延山久遠寺の枝垂桜。
行こうと思っても今の身体では、、、
今日は日曜日に開催される野菜市に行く。
少し遠いけれど野菜やお花が割安で手に入る。
ドライブがてら、そこの市にゆく途中のお気にいりの枝垂桜が咲いているかと、昨夜は頭の中で思い描いていた。
何んと ラッキー、、、
満開の花を見て、車を停めてもらう。
枝垂桜の根方に寄り上を仰ぐ。
やさしい匂いが降ってくる。
以前、詠んだ句。
☆ 傘のやうしだれ桜を回したき
雨の中、傘をくるくる回したら雨粒が飛ぶさまが楽しかった。
そんな情景を想い出した句。
🐢 夜目遠目しだれ桜の内なるも
🐢 胎内記憶しだれ桜に抱かれて
何だか川柳みたいだ。
今朝9時の我が家周辺。
瀬戸内のガスが巻いてミルク色の中に我が家も鎮座をしていた。