(東照宮から望む屋島の街なみ。御成街道が真っ直ぐに続く)
氏神さまに初詣。
氏神さまはいつもの散歩道にある。
運動がてら、、と信心に欠ける私。
今年もよろしくお願いいたします。。。と持っていた硬貨入れの硬貨を全部賽銭箱に入れた。
ジャラジャラと音をたてて硬貨が落ちてゆく。
さあ、ここまで来たのだから200メートルくらい離れた場所にある「讃岐東照宮」へもお詣りにと足をのばす。
東照宮は皐月の名勝。
五月には皐月で真っ赤に染まる。
皐月の返り咲く花が。
階段の多い宮だ。
杖をついて裏参道で本殿まで行く。
初詣の参拝者が列をなしている。
いつもは閉ざされている本殿の門も開け放されていた。
列に並んで、いざお詣りと。
お賽銭を入れようと、お財布を開くと、大きなお札しかない。
大きなお札は我が家の五日ぶんの食費の額だ。
さっき、氏神様に硬貨を入れて、適当なお賽銭が無い、無い。
後ろに大勢の人が待っている。から参りをしてしまった。
何んとまあ、厚かましい。恥ずかしい。
お賽銭を入れれる事ができなかったから、下の広場に降りて絵馬を求めた。
大きなお札でお釣りをもらい、改めて、お賽銭を下の宮に入れた。
失敗をやらかした。正月から!
この絵馬は日光東照宮の樹を使って作った、特別の絵馬と言う。
有難みが増した気もする。
🐓 初鶏や駒留石に丸い穴