散策の道にクチナシの赤い実の垣があった。
楕円形の実の先が尖っていて、熟しても開裂しないから「口なし」と名前がついたとか。
季語は「秋」
今は早春。
季語なぞは有って無いようなもの。
🐚 山梔子の実のみ華やぐ坊の垣 貞弘 衛
華やかな濃い紅黄色が目立つ。
クチナシ色で充分に伝わる色彩豊な実。
しりとり俳句から
🐶 雪上がる青の時代のピカソかな 雲@
🐩 ゲルニカに佇ちすくむ青い外套 むつ@
😻 シャガールの青や強気の寒鴉 陶@
🐈 クリムトの金さんさんと雪の間 アネ@@
😸 雪の闇エゴン・シーレの男かな ピノ@
楽しい流れ。
俳句云々は別の所の置いといて、それぞれの詠み手の後ろにある生活空間が垣間見える繋ぎとなった。
それを
🐕 犬戻る頭に少し雪載せて ラスカル
と、常のしり取り俳句に上手に導いた。
詠む、投句するは二の次。
瓢箪から駒と、しり取りをやるうち、名句も生まれることもあるかもしれないが、楽しいお遊びでいいじゃないか。。。と思った。
🐤 冬の日の豊もちの実赤く熟れ