老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

花見、、、1

2022-03-08 20:49:26 | 日々是好日



今年も花の始まり。
先ず、お隣の街の湊川の堤の河津桜を見に。
風はまだ冷たい。

花も3分咲から8分咲。
一週間くらい早かったかな。



見物の人は皆さん、私の年代。
結構、結構!

異国で戦争があり、避難民が飲まず食わずの環境にいる事を考えれば、しかし残る生活を充実させての、、などと言い訳をやるのはよそう。


     

花の匂いが充満している河川場の注車場。
目白が数十羽飛び交っている。
動きが早く、カメラには収まってくれぬ。


     

河の堤にバスの停留所が。
こんな句が口をつく。

    🌸    バスを待ち大路の春をうたがはず    石田波郷

昭和八年、波郷18歳の作だそうだ。

現在の作家で波郷のように歴史に残る俳人はさて誰でしょう?~~?

      

犬を抱いて花見の人も。ワンちゃんの表情が良い。

      🌸     三寒四温胴長の犬服を着て

      

     🌸     茎立菜記憶の奥の段畑

     🌸     ポケットに紙の懐炉や落椿


少し歩く。
橋を渡って対岸から、花の土堤を見る。

    🌸     水温む川向ひより鐘の音
 
    🌸     孕鳥年輪数へをりにけり

   

今日の有酸素運動、ノルマを果たした思い。

楽しい半日だったが、帰ると昼寝をやらねば身がもたぬ。

コメント
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