今年も花の始まり。
先ず、お隣の街の湊川の堤の河津桜を見に。
風はまだ冷たい。
花も3分咲から8分咲。
一週間くらい早かったかな。
見物の人は皆さん、私の年代。
結構、結構!
異国で戦争があり、避難民が飲まず食わずの環境にいる事を考えれば、しかし残る生活を充実させての、、などと言い訳をやるのはよそう。
花の匂いが充満している河川場の注車場。
目白が数十羽飛び交っている。
動きが早く、カメラには収まってくれぬ。
河の堤にバスの停留所が。
こんな句が口をつく。
🌸 バスを待ち大路の春をうたがはず 石田波郷
昭和八年、波郷18歳の作だそうだ。
現在の作家で波郷のように歴史に残る俳人はさて誰でしょう?~~?
犬を抱いて花見の人も。ワンちゃんの表情が良い。
🌸 三寒四温胴長の犬服を着て
🌸 茎立菜記憶の奥の段畑
🌸 ポケットに紙の懐炉や落椿
少し歩く。
橋を渡って対岸から、花の土堤を見る。
🌸 水温む川向ひより鐘の音
🌸 孕鳥年輪数へをりにけり
今日の有酸素運動、ノルマを果たした思い。
楽しい半日だったが、帰ると昼寝をやらねば身がもたぬ。