昨日の通信障害にはまいったな~。
一日、向こうの家の掃除をやっていた。
マンションより1~2度、温度が低い。
夏向きで冬は寒い家とは分かっていた。
冷房の利く部屋は二つ。
冷房をつけなくとも、海からの風が涼しく、扇風機も要らなかった。
(扇風機は無い、、、買えない)
携帯電話が使えない通信障害。
夫婦が同じ会社を使用している。
買い物に行ってもらっても、連絡が取れない終日だった。
冷凍庫はあっても、冷蔵庫が無い。
リッチな人が持っている別荘とも違う。
夫にある愛着から手放せないだけの家は少し不便だ。
本当は家計をあずかる私には少し重荷だ。
向こうで泊まるつもりだったが、夜になって、マンションに帰った。
ドアを開けると、ああ、、、全く暑い。
急いで冷房をつける。
この狭いマンション暮らしにホッとするのはどうして。
やたら広い、向こうの家は、猫や犬の記憶が甦り、それなりに楽しいが。
(四月のニャナメ)
取りに帰ってもらった、ミシンも手元に、風鈴の音を聞きながら手芸に弾む。
ニャナメが、生きていたハナちゃんと同じように、私が手芸をしている傍で寝転んでいる。
「お前はノラ猫だぞ! そんなに私の傍がいいのか?」
と話しかけると
「ニャーン、ニャアー」
と返事をする。
夕方、小豆島が茜色に染まる。
携帯で写真を撮った。
ポツ、ポツと島に灯が点り、市役所を中心とした街が夜の風情と変わってゆく。
しかし、なぜだか淋しい。
テレビが無い。
私が二階にいて、連れ合いが階下にいると、静まり返った家は活気が無し。
音がしない。
パソソンも使えないし、、、。
瀬戸内海の夕凪で風鈴も止まってしまった。
🍈 夕焼の海遠くより時の鐘
夕食が終わり、
「向こうへ帰ろう、今晩は。。。」
意見がまとまり、マンションに帰る。
この狭い家に慣らされて、全く暑いが安堵する。
シャーワーを向こうで浴びていたが、部屋と廊下の温度の差に、もう一度シャワーを浴びなければ汗でぐしゃぐしゃの身体になる家。
今日も向こうへ行くつもり。
庭の草取りから始まり、押し入れの整理、手芸法品の整理。
忙しい。
かって何年か前は携帯電話に頼らない生活に不便も疑問もなかった。
一日、使用が出来ないと、不便な事極まりない今回。
何か事があれば、命に危険も。
心臓に欠陥があっても救急車が呼べない。
固定電話を手放せないと気付いた。
しり取り俳句
「煎餅」
🍘 やみつきのピリ辛煎餅生ビール
「夏」
🐎 夏遍路ぎらぎら眼のみ白し
結願も近い遍路路。若い?お遍路さんは真っ黒に日焼けをしている。
二、三日前のお接待をさせてもらったお遍路さんに、学生さんですかと聞くと、いいえ40才ですと、、。
全く年齢が読めない。しかしこの暑いさ中。頑張って歩いている。