
(藁屋根のうどん屋)
朝から窓辺でしきりに鳴いている小鳥の声。
チンチンと小さな音の風鈴のような声。
北の窓辺で南の窓辺で鳴く。
そんなに木のあるマンションでは無いが、玄関の入り口付近にねずみもち、柊、山茶花と良いとは言えぬ木が植えられている。
屋島が近い。
ホトトギスを耳にしたのはつい最近だった。
もう秋か。。。
昨夜は遅く、やっと5句投稿の俳句ができ、ポストへ行った。
僅か5句作るの一ヶ月も四苦八苦を、、、
しりとり句会を楽しんでいるが、その中には投句をやるには~。。。
締切間近になって、まあこんな句かと破れかぶれで投句をする。
夜の秋。
屋島も眠っている。
公民館の灯は庭を煌々と照らしている。
ポストまで3分の静かな、マンション界隈だ。
我が家の窓に灯がポツンと。
こんな小さなマンションで喜怒哀楽を繰り広げている住民たち。
私に俳句、手芸etc.、、趣味が無かったらどんな一生だったかと考えた。
それなりに、、、どんな。。。
思うように動かぬ身体のことばかり考え鬱々悶々と、、、その辺だろう。

🍇 紫陽花に秋冷いたる信濃かな 久女
やはり、この句好きだ、久女さんも!
俳句結社もいろいろ。
主宰もいろいろ。
歴史に名を残さんと、野望を抱く主宰。
弟子には、俳句の良し悪しは別に巻頭は順繰りで、誌友を絶やさぬ工夫の方も。
そんな中で俳句が好きと、才能も無い努力もやらないで一途にハイクはいくと
ムンクの絵のように叫んでいるみたいな吾。
しりとり俳句から
「秋立ちぬ」
🌬 風立ちぬ信濃一足早い秋
なんだなんだ、堀辰雄の風立ちぬを、、、
「秋の声」
🍂 人泣かし人に泣かされ秋の声
「白夜」
🌁 恋ひとつ白夜の街へ捨てて来し
昨夜は、ちょとだけ俳句回帰をした私でした。