老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

小鳥くる

2022-08-10 10:03:02 | 日々是好日
      
        (藁屋根のうどん屋)

朝から窓辺でしきりに鳴いている小鳥の声。
チンチンと小さな音の風鈴のような声。
北の窓辺で南の窓辺で鳴く。
そんなに木のあるマンションでは無いが、玄関の入り口付近にねずみもち、柊、山茶花と良いとは言えぬ木が植えられている。

屋島が近い。
ホトトギスを耳にしたのはつい最近だった。
もう秋か。。。

昨夜は遅く、やっと5句投稿の俳句ができ、ポストへ行った。

僅か5句作るの一ヶ月も四苦八苦を、、、
しりとり句会を楽しんでいるが、その中には投句をやるには~。。。

締切間近になって、まあこんな句かと破れかぶれで投句をする。

夜の秋。
屋島も眠っている。
公民館の灯は庭を煌々と照らしている。
ポストまで3分の静かな、マンション界隈だ。

我が家の窓に灯がポツンと。

こんな小さなマンションで喜怒哀楽を繰り広げている住民たち。
私に俳句、手芸etc.、、趣味が無かったらどんな一生だったかと考えた。
それなりに、、、どんな。。。
思うように動かぬ身体のことばかり考え鬱々悶々と、、、その辺だろう。

     

     🍇     紫陽花に秋冷いたる信濃かな    久女
やはり、この句好きだ、久女さんも!

俳句結社もいろいろ。
主宰もいろいろ。
歴史に名を残さんと、野望を抱く主宰。
弟子には、俳句の良し悪しは別に巻頭は順繰りで、誌友を絶やさぬ工夫の方も。

そんな中で俳句が好きと、才能も無い努力もやらないで一途にハイクはいくと
ムンクの絵のように叫んでいるみたいな吾。


しりとり俳句から
「秋立ちぬ」
    🌬    風立ちぬ信濃一足早い秋
なんだなんだ、堀辰雄の風立ちぬを、、、 

「秋の声」
    🍂    人泣かし人に泣かされ秋の声

「白夜」
    🌁    恋ひとつ白夜の街へ捨てて来し    



昨夜は、ちょとだけ俳句回帰をした私でした。
    
コメント
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