老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

ひまわり

2022-08-16 00:21:03 | 日々是好日
                     


この向日葵畑は満濃公園の起伏を彩っている写真。

山の向こうは私の故郷の近く。
いつも感慨にふける向日葵畑なのだ。

最近、テレビで観たソヒア・ローレンのひまわり。

がさつだけれど可愛い元気な娘をソヒア・ローレンが演じている哀しい恋物語。
年齢を重ねてソヒア・ローレンしっとりと円熟した女性を演じる。

現在のウクライナとオーバーラップをする反戦映画でもある。

今日は敗戦忌。

しり取り俳句でも「敗戦忌」の句が多く出ていた。
それと「生身魂」。
読んでいて、みなさんの年齢も私と同じく終戦後に小学生活を送ったか、団塊の世代の方々と思った。

子供の頃は日本中が貧しかった。
だから、それなりに不自由は経験をしているが、高度成長期の生活をエンジョイした世代だろう。

私の成長は、いつ、どの頃に成長が止まってしまったのかと、ふと今日は考えた。

全く世間知らずで、考えが古く、空気の読めないこちこちの頭になっている。

外にも出ず、家に籠り、若者と接する機会が無い。
若者はおろか、友人も必要無い、独りが気楽で良いと思っている。
まあ、話も合う人がいないのが現状の日々。

ブログを書いて恥をさらす。
それを諾っているのは、寂しさを紛らわすのと世間の婆さま仲間に、こんな田舎者がいますよ、自分と比べて、私のほうが幸せだと思う人がおれば、少しは世間のお役にたっていると、、そんな風に思っている。

ニンマリした方いますか?結構結構。
上から目線で読んで笑いましたか?(ニンマリと同じか)

秋だ。少しメランコリーな夜だ。


しり取り俳句

      🎣    早く鮎釣れんか磧で火が熾る
         兄がよく鮎釣りにつれて行ってくれた。

  🌊    敗戦忌海をはるかに六地蔵

  🥁    向かひのビルも祭囃子の稽古

  🐤    能舞台に写経の机小鳥来る


最近の俳句のように こころ を詠みこめない。
薄っぺらの写生句が身についてしまっている。





コメント
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