老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

懐かしの母校へもう一度

2024-07-18 10:21:58 | 老人日記
   

母校のある町             

      


昨日の新聞記事で私の母校が載っていた。

卒業生を対象に母校訪問ツーアー「大人のオープンスクール」のイベント
が開かれるらしい。
卒業生からの懐かしむ声を受け、@@@観光ビュ-ロウが初めて企画をしたと、、、。
60才代から大学生まで幅広く問い合わせがあると言い、
「校舎などをもう一度歩き、青春時代を振り返っていただければ、、、」と企画者の声。

校舎やグラウンド、体育館、渡り廊下を見学。
歴代卒業生の集合写真が飾られている、校内の歴史館も訪問するらしい。

    

藍の街として栄えた。
司馬遼太郎が訪れ、「街道を行く」にも詳しく書かれていた。

土手の向こうに吉野川が流れ、その後ろの山は四国山脈。

私は落ちこぼれ生として、勉強よりも読書に励んだ。
授業が終わると、いつも図書館ですごした。
司書さんが、新刊書が出ると一声かけてくれた。
勉強なんてね~。そうだ、挫折ばかりやっていた。
しかし後悔は無い。


思い出深い場所として、苜蓿の咲いている運動場。
ここは、かってのグライダーの練習場で長いスロープがあり、旧制中学の時代に学生のグライダーの練習場所だったと聞いていた。

「苦楽を共にした友人を誘って、訪問ツアーに参加をして下さい」
卒業時、トップで答辞を読んだ友人は大手を振って参加できるか?
私は劣等感の塊だから、皆に顔をさらすことなど無理無理。

80才を過ぎた、、、生きているかな、あの彼、あの彼女。

良い企画が「四国遠近」に載っていて、久ぶりに少女時代に還った。
我が母校も捨てたもんじゃないな。。
大手新聞に特集を組まれるなんて。












    

昨日のしりとり俳句
     @   陶の椅子さるすべりの枝ゆさゆさと     さるすべり
     @   あやめ人形ややこの産毛光りをり    産毛
     @   夏うぐいす森覆ひたるさるおがせ    さるおがせ
     @   大西日虚し暖簾を押すばかり    西日
     @   梅雨出水小さき渦のむ大き渦    梅雨出水
     @   象さんのお鼻の如雨虹生るる     如雨露
     @   卯の花月夜あるかなきかの風の筋    卯の花

おさまつさま。
尻とって、どうにか俳句が詠める。

  





コメント
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