母校のある町
昨日の新聞記事で私の母校が載っていた。
卒業生を対象に母校訪問ツーアー「大人のオープンスクール」のイベント
が開かれるらしい。
卒業生からの懐かしむ声を受け、@@@観光ビュ-ロウが初めて企画をしたと、、、。
60才代から大学生まで幅広く問い合わせがあると言い、
「校舎などをもう一度歩き、青春時代を振り返っていただければ、、、」と企画者の声。
校舎やグラウンド、体育館、渡り廊下を見学。
歴代卒業生の集合写真が飾られている、校内の歴史館も訪問するらしい。
藍の街として栄えた。
司馬遼太郎が訪れ、「街道を行く」にも詳しく書かれていた。
土手の向こうに吉野川が流れ、その後ろの山は四国山脈。
私は落ちこぼれ生として、勉強よりも読書に励んだ。
授業が終わると、いつも図書館ですごした。
司書さんが、新刊書が出ると一声かけてくれた。
勉強なんてね~。そうだ、挫折ばかりやっていた。
しかし後悔は無い。
思い出深い場所として、苜蓿の咲いている運動場。
ここは、かってのグライダーの練習場で長いスロープがあり、旧制中学の時代に学生のグライダーの練習場所だったと聞いていた。
「苦楽を共にした友人を誘って、訪問ツアーに参加をして下さい」
卒業時、トップで答辞を読んだ友人は大手を振って参加できるか?
私は劣等感の塊だから、皆に顔をさらすことなど無理無理。
80才を過ぎた、、、生きているかな、あの彼、あの彼女。
良い企画が「四国遠近」に載っていて、久ぶりに少女時代に還った。
我が母校も捨てたもんじゃないな。。
大手新聞に特集を組まれるなんて。
昨日のしりとり俳句
@ 陶の椅子さるすべりの枝ゆさゆさと さるすべり
@ あやめ人形ややこの産毛光りをり 産毛
@ 夏うぐいす森覆ひたるさるおがせ さるおがせ
@ 大西日虚し暖簾を押すばかり 西日
@ 梅雨出水小さき渦のむ大き渦 梅雨出水
@ 象さんのお鼻の如雨虹生るる 如雨露
@ 卯の花月夜あるかなきかの風の筋 卯の花
おさまつさま。
尻とって、どうにか俳句が詠める。