老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

やっとやっと やっと縫えた

2024-07-22 16:20:16 | 老人日記
      


何年かかっただろう。
やっと縫えたワンピース。 

布地は3~4年前に買っただろうか?
もっと前かな~。
定かな記憶が無いけれど、買った場所は徳島の藍染店。

一目見て気にいった。
綿ローンに地模様が入り、藍染店で染めた一点物の布地だった。

買ってから、何度も手にとり、何を縫おうか?どんな型の洋服にしようかと考え、想像をすること何回も、何年も。
大切に大切に扱ってきた洋服生地だった。

80才を過ぎ断捨離を初めてから、この服地で早く何か縫わねば、いくら気に入り大切にしても宝のもちぐされだと気が付いた。

暑いのと少し鬱気味でやる気はあるようで無く、お尻をたたき、たたき一ヶ月以上もかかったけれど。
仕上がりました。ました。やっと。やっと!

この生地を良く見ると、最初は綺麗に染まっていたが、今回よく調べてみると以前は無かった染むらや織皺があり大切にしすぎても、生地に痛みができることがとがあると気がついた。

ともあれ、気にいった服が仕上がった。
チユニックにしたつもりが、仕上がればワンピースとして着れる洋服の丈だ。
思わぬ誤算、うれしい誤算だ。











しりとり俳句。

    @        玄関を出れば熱砂の嵐かな    熱
    @    ほどほどの生活ビールで乾杯    ビール
    @    声明の静かに流る蓮の花    蓮
    @    幸せは山のこなたの豆ごはん    豆ごはん
    @    炎天をものともせずに大伽藍    炎天
    @    堀辰雄の一節秋の立ちにけり    秋立つ
    @    風死すやマネキン一点見つめをり    風死す
    @    雨粒の光七色唐辛子     七色
    @    雲の峰勝負服で応援す    雲の峰       



  

    
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする