門入ダムにある、イサム・ノグチのモニュメント。
10日前の句会が終わってから、私の心は千々に乱れている。普通じゃない。ブログは休むと言ってみたり、又暇つぶしに書いてみたり。
やっと原因が、解ってはいたが、、、真相がはっきりとした。
私は、俳句の何を勉強をしていたのだろう。全没だ入選をしたなぞと一喜一憂をしていただけにすぎなかったのだと。それで、毎日が欝々とし、昨日のネットの締切も、やっと3句をつくろって出句をした。句が出来ないのは初めてだった。
イサム・ノグチでの句会報が今日は載っていた。それを目にした。自分は句会に出席していながら、皆さんの句に圧倒をされて、メモさえしていなかった。
❄ 宇宙から石こぼれ来て涼しさよ K
☆ 石の滝月の光の流れけり M
※ 石の舟月夜に滑り出だすべし I
✶ 新涼や億年前も山の石 Y
🌌 炎熱や目を見開いて石が立つ M
あああ、今この句を読むと、あの石の庭園の僅かな吟行の時間に、これだけ宇宙的に想像を働かし心を打つ句を詠んだ句友にもろ手をあげ拍手喝采を贈る。
何回か訪れた、石の庭園から、私は宇宙など微塵も想像が出来ない。
しずかさや岩にしみいる蝉の声 芭蕉
真っ先にこの句が浮かんだ。
吟行の句は、仲間んの人々、即ち 小さな哲学者と思える集団が作った句だ。芭蕉翁の世界を踏襲しているようだ。
自分の悩みと鬱の正体の理由はこれら(もっともっとすばらしい句出されていた)の句によるものだとはっきりと解かった。足元にも及べない俳句愛好者から俳人になれぬ自分を思い知ったのであった。
悩んだとて駄目。自分を理解した上でもう一度、勉強のやり直し。
ゲームをし、思いつけばブログを書き、ミュジック体操で心を空にする。のんびりスローに!悩むな!
明日から開き直って元気をだすぞ・・・・