老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

大寒だって

2021-01-20 12:11:31 | シニア
        

気候の温暖な地方に住んでいる幸せ。
大寒は二十四節季の一つにしかすぎない。
ああ大寒か!、、と聞くばかりの生活環境にいることを感謝感謝!

話題のニュースの質が大寒、超寒。

総理の無策さ。彼の顔を見ていると最近は気の毒になる。安倍君くらい嘘を嘘と思わぬ開き直り術を使用しないのが、せめての救いだ。

お姫様は、ハーレクインを愛読しているのか、まるで逆玉の愛を貫こうと、国民を全員、敵にまわしても結婚しようと猪突猛進をしている。
豆腐一丁の値段も知らず、ジゴロのような者と添い遂げるつもりらしい。

やっとトランプがお開きに。迷いに迷った喜劇的な挙句の果て、、、、

世界もコロナも収まって、正常になってほしい。


昨日は巾着袋を縫った。
モンペを縫った残りの端切れ。

      🐢     新しい巾着遍路に行かんかな


自分の事を最近は 極楽とんぼの婆さんと思っている。思っているのじゃない。そのものズバリ!

記憶がとびとび。日と曜日も定かでない。その上に、いぢわる婆さんの称号も自分で付けよう。

一昨日、友人から電話があった。
一時間くらい、おしゃべりをした。
認知症になった友人が数人。伴侶を失った人が数人。
いずれ、自分も、、、と思うが、そんな終末期の只中にいることを再認識した。


           

     🐢    雲のなき空鉢植に寒の肥



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冬の栗林公園  ❷

2021-01-18 22:01:15 | シニア


梅が見たくて訪れた公園。
ちらほらの感で少し早いかな。
一輪ほどの暖かさ、、、と言う程だ。

香川県の梅の標準木は、この栗林公園にある。
白梅だと記憶をしているが、今回は見落とした。

     ☆    一輪の梅ほころびる音ならん    櫂





いつも散策をしていて、西湖だか東湖だか名前に拘泥をしていないから、さてどっちの池か?

池の中に大小の島がある。

    ☆     春水の魚紋ほどけて鯉となる    橋本鶏二
     
この公園での鶏二氏の吟行句。


    

この小さな島に植えられている皐月。
ハートの型をしているのがあって、花時には、真っ赤のハート型に咲いて人気を博す。




蓮池の蓮は枯れているが、もともっと葉を落とし枯れ枝だけになる。

枯蓮を弓矢に見立て、よく詠んでいるな~と思いつつ歩いた。
自分が詠む時は類想、類句の気を付けて、、、なんて思っていると一句も拾えない。

結社に所属をしていた方だけれど、今はあちらの国に行った方の句。

     ☆    枯蓮の源平合戦絵巻かな    山田 洋


     ☆    敗蓮や旅の暇のおのが影    石田波郷

波郷氏は、この栗林公園での吟行句。






初夏になると花菖蒲の咲く場所。
養生をされていて、菖蒲の咲く頃が待ちどおしい一隅。
鴨の浮き寝が見える。

    ☆    このあたり荒涼たるや浮寝鳥    櫂


       

この家が茅葺屋根だったと、今回初めて気づいた。
いつもは、お休み処として利用をされている建物だ。お薄もいただける。
今はコロナで戸が閉ざされている。


       ☆    井戸茶碗わが友にせん冬ごもり    櫂

       ☆    松林を出で松林へ冬の人    櫂


             

このお庭には万両の実だ多くある。
淋しい冬ざれの庭でこの実をみると、心が躍る。

    ☆     万両に日向移りて午后の景    岡本 眸

名句を鑑賞したあとは、そろそろ頭をフル回転をし、自分の句も詠みたい。



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翡翠の撮影

2021-01-17 16:04:38 | シニア
               

翡翠の雌。嘴の下が赤身ががっている。

         

翡翠の雄。嘴の上も下も黒い。

この翡翠の写真は
「久保 尚央さん」からいただいたのをパソコンに載せさせていただいた。
その時、翡翠の雄と雌の違いを教えていただいた。


         

栗林公園を散策している途中で、カメラを構えている方を見かけて、カメラから目と手を離した時に、
「何を写しているのですか?」
と話かけた。

「翡翠です、、」
と言いながら、今迄に撮影をした写真を見せてくださった。

「よろしかったら、差し上げます」
と言うから、遠慮なく10枚くらいいただく。

そして、こうやってブログのネタに、、、使用をさせてもらっているのだ。

     

最初は二人と思っていたが、
「いたぞ いたぞ」
と言う声にどこからか集まって来た。
しばらく大きな枝に止まっている翡翠に全員がピタッとカメラを合わせていた。

     🐢    冷気張りつめ翡翠の撮られけり


どこかへ飛んで行ってしまったらしい。

その方向を目指して全員が移動を始めた。

公園で以前は探鳥会のYさんと知り合った。
彼も翡翠を撮りに来ていた。

リタイアをした同じような人々。
写真を趣味にする人が多いみたいだ。
高級なカメラを抱えている。趣味だから大いに楽しめばよいのだ。
最近のコロナ禍でも自然の中にもぐりこめば、飲みに行ったり買い物に行ったりマージャンのような室内競技に比べ、蜜ははるかに遠い。

健康的な趣味だ。

         

久保さんの撮影をした一葉。
翡翠の交尾だ。
子孫を残す表情の素晴らしいこと。
この一瞬、さぞ苦労をしたであろう。

    🐢    雲割りて日矢紫雲山笑ひ初め




     

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冬の栗林公園

2021-01-16 18:09:44 | シニア
    

栗林公園で一番に有名な景。
いつもの年だと、観光客の姿があるが、今日は全くと言うほどに見かけなかった。
蕭条としている。寒いうえに人影が無いなんて、寂しい公園だ。
真はこの公園を独り占めをしているようで、少し嬉しい気も。

明日は気温が下がって寒くなるらしい。
暖かい今日をのがすまいと歩きに行った。
数か月ぶりだ。


鴨の池。
こちらは、毎年と同じように陣があったり、三々五々に仲間が集まっている。

      

ここは雄の鴨ばかり。

      

二羽の雌が。この場所で鴨がいるのは初めて見た。



この公園の鯉が三年ほど前に、ビールスに感染して、全部いなくなった。
人間世界コロナのようなもの。

池の水が浄化されたところで、再び鯉の池によみがえった。
鯉を買うにはお金が必要だ。
自分もほんの些少、鯉を買う募金に応じた。

その鯉が、群れている。
何か所か見かけた。
水が流れ込む位置に固まっている。

  
                        


散紅葉が苔の上に。
彩りが見事で、さみしい公園に華やかさを醸し出している。
そこに、鯉が集まっていた。

          
    

別の池の畔。
ここも排水溝?水が流れ入っている場所。

水温に関係があると思われる。


この鯉どちを見ながら、唯一の公園で出会った青年と会話をした。

岐阜からきた医学生だ。
栗林公園の次はどこを見物しましょうか?と尋ねられた。
金刀比羅?屋島?

どちらも良いけれど、私は屋島にちょぴっりと肩入れをして教えてあげた。
「琴電の屋島駅で降りて、シャトルバスで山頂に、、帰りは わらや でおうどんを食べる」
と良いでしょうなんて、、、、。


外出をすると、公園に入るといつも新しい発見がある。


     🐢    鴨覗きの小屋やり過ごす通り雨

     🐢    鴨の池どこにでもをるへそ曲り

             


     

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図書館行きがやめられぬ

2021-01-14 11:46:01 | シニア
        
      (アネモネが咲いていた。公園の片隅)


図書館へ行く。
2週間に一回くらい。
コロナ禍の今、図書館へ行くのもはばかれるが、やっぱり足を運んでしまう。

土日祝日は、親子づれが多いから、その日は避けるが、図書館の誘惑には負けてしまう。


「俳句年間」
を借りる。

読むというより、ばらばらとめくって見る、、、が適当な言葉だ。

全国の俳句結社、 589誌 の、一年の動向が載っている。


サロン的な結社もあるだろうしな、、、玉石混交と言ってしまえば語弊がある。ばらばらとめくったくらいで、失礼極まりない言葉だ。

637名の「諸家自選五句」。
我が結社からは、前主宰と現在の主宰の他に、二名の方の句が載っている。
二名の方は(角川俳句賞)を受賞をした方。

     ☆  死の種子の一つほぐるる朝寝かな     櫂

     ☆  キーボード打つ音汗をかかぬ音     大谷弘至

     ☆  そこらに孵化の殻きつとある子猫かな   柚木紀子     

     ☆  古き赤古き黄色や絵双六    西村麒麟


             

皆さん、毎年それなりの句を詠むのは、勉強と努力が生半可ではないだろう。

玉石混交だのと言う不定の輩がいては、気が抜けない。
(そんな事思っていては、サロンの運営はやれませんと、開き直っているか?)

こんな本が借れる、図書館は素晴らしい場所だ。
コロナ禍の中でも利用をやめられない。


    


コメント (2)
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