老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

温泉総選挙 全国一位に

2021-03-22 11:50:02 | 散歩の好きなシニア
   
     

全国各地の温泉地を人気投票する「温泉総選挙2020」の😄 ファミリー部門で。お隣の市(東かがわ市)の
「絹島温泉ベッセルおおちの湯」が全国一位に選ばれたニュースが流れた。

温泉総選挙は2016年に始まり、今回が5回らしい。

幅広い世代が楽しめるファミリー部門で、ベッセルおおちの湯は堂々の一位である。

       

去年のコロナ禍から訪れていないが年に2~3度はここへ食事に行っていた。

安価なバイキング料理だけれど、食は細くなっている私はのんびりと亀島に営巣の白鷺の群れを見たり海面を高く低く舞う鳶を見、沖を行く関西行きの定期のフェリーや漁船を見ながらいただく。

もう一か所、和食を専門の食事処があり、ここからは漁港が見える。
新鮮な魚料理が美味しい。

宿泊施設の中には入浴施設。隣県からも老人達がバスの団体で来ている。
イベントホールや映画上映もされている。

我が家から1時間くらいの道のり。

食事の後は付近を散歩する楽しみ。

     

      (数年前に楽しんだ時の写真)

数棟のログハウスもあり桜の花と瀬戸の海が眼前に、、、
今頃は、きっと鶯の協奏曲も!

     

施設の横から海辺への道があり、楽しい散策の出来る、おおちの湯に「行かなくっちゃ (+_+)」
美味しい空気と、お食事に。蜜にならないように注意を払い。

コロナってやつは罪が深いとつくづくと実感。

春夏秋冬
老若男女が遊び、癒されるここ。
やっぱり私は花の季節、春が一番。


        🐢    瀬戸統べる鳶の舞見る花の昼



    




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コロナ禍 花めぐり    (2)

2021-03-21 14:20:40 | シニア

心の底から今年は花をめぐって楽しめぬ。
用事のついでに、ドライブの途中に花を楽しむ余裕しかない。

頭の中には、いままでに観たそれぞれの桜が、記憶の中に生きている。

京都の枝垂桜。
吉野山の枝垂桜。
根尾の薄墨の枝垂桜。
身延山久遠寺の枝垂桜。

行こうと思っても今の身体では、、、

      

今日は日曜日に開催される野菜市に行く。
少し遠いけれど野菜やお花が割安で手に入る。

ドライブがてら、そこの市にゆく途中のお気にいりの枝垂桜が咲いているかと、昨夜は頭の中で思い描いていた。

何んと ラッキー、、、

満開の花を見て、車を停めてもらう。

枝垂桜の根方に寄り上を仰ぐ。
やさしい匂いが降ってくる。

以前、詠んだ句。

     ☆     傘のやうしだれ桜を回したき

雨の中、傘をくるくる回したら雨粒が飛ぶさまが楽しかった。
そんな情景を想い出した句。

     

    🐢     夜目遠目しだれ桜の内なるも

    🐢     胎内記憶しだれ桜に抱かれて

何だか川柳みたいだ。


        

今朝9時の我が家周辺。
瀬戸内のガスが巻いてミルク色の中に我が家も鎮座をしていた。





          


       

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2021-03-20 17:50:21 | 散歩の好きなシニア
         

菫が群れていた。
散歩中に見つけた。
この小さな花に注意をする人もいれば、平気で踏んで行く人も。
強い花です菫は、、、!

     🐢    菫に跔みをれば寄り来る仔犬

「何々?」と慎ちゃんが小首をかしげて鼻をつけるのを想いだした。

     

ラズオ深夜便が
(3月20日)「今日の花は菫です」
と放送をしていた。
夢、現で子守歌代わりに一晩中かけているラジオ。
勿論、花言葉もつづけて告げている。

     ☆     山路きて何やらゆかし菫草

言わずと知れた芭蕉さんの句。

     ☆     菫ほど小さき人に生まれたし    夏目漱石

胃の病気で亡くなった。
痛みに耐えながら、苦しい人間より道端に咲けど、人の目にとまり愛される菫のような人に今度は生まれ変われるものなら、、、と詠んだかな❓。
病床での句ではないでしょう。

菫の俳句では、漱石の句が一番に好きだ。


      🐢     菫咲く坂道いつぷくしたりけり


    
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コロナ禍 花めぐり   (1)

2021-03-20 09:54:47 | カラ元気のシニア

ドライヴの途中、連れ合いが、庵治半島の先端にある 温泉ホテル に車を寄せてくれた。

ここには玄関広場の車寄せに、見事な房の楊貴妃桜が何本かあった。

   ☆    風に落つ楊貴妃桜房のまま    久女

久女の句さながら、房のまま散った花の風情が眼前にあった

楊貴妃桜は機会があれば又観たいと思っていた。
未だ早いだろう、通り過ぎようと思っていたが、夫のサービスで、ホテルの前の、瀬戸の海を望む場所に陽光桜が咲いているのを見ることができた。
今が満開だ。知らなかったよ、陽光桜がこんなにあるなんて!
                 

裏山を借景のホテルの庭には、陽光桜が数十本、咲いている。
紅色をした、この桜は、桜のさきがけとしてもう満開が近い。

(高松のメインの中央通りにも、もう咲いている。)

               

青空に向かって、このホテルの桜は、今年は来年も、もっともっと大きくなろと咲いている努力が感じ取れる。

コロナ禍と体力の衰える。
今年は幾つ、花の名所めぐり(近場の高松)ができるであろう。

今朝は鼻がぐしゅぐしゅ。
鼻風邪みたい。ああ嘆かわしい。
気温の変化が激しいから、身体がついてゆかない。


     🐢     莟ふくらむ時ならぬ雲雀東風

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浜大根の花

2021-03-19 17:37:44 | シニア
     

   

🐈 城のような建物は 「流 政之」の石の美術館
🐩 青い屋根の建物は「歯」の美術館

(浜大根の咲いている浜からこの建物の景が見える。)

ドライヴの途中で浜辺で車を停めてもらう。
おだやかな瀬戸内海の海。
はるかに東北へつづく海がある。
10年前のあの大震災から立ちなおる、粘り強いがいる。
しかし哀しみをかかえて苦しんでいる人に想いを馳せると、四国の田舎都市で平和に暮らしている自分の幸せをかみしめないではいられぬ。

     

浜辺に花大根の花が咲いていた。
そこで素直に、この句を詠んだ。


 > すでにある発想の句あまた。すべてボツにしたので例が挙げられません。

> いいかえただけではダメ。バレバレ。「雛あられ」→「はかなき夢」、逆も。

> リズムのダメな句もあまた。

> 日本語に慣れてない人はご注意。日本に生まれ、毎日日本語を使っても日  本語は使えない。

師の選評だ。

私は語彙も感性も無く、素直にしか詠めない。

特選の句を詠む、句友の諸氏は上手い。上手すぎる。言葉使いも技巧をこらしている、そんなのありと思うが、師は内容を捨てがたく、選ばざるをえないと思う。

真似は無理。素直な句を詠む私。

俳句を理解したようで理解をせず、言葉巧みに読む人を煙にまく俳人がいる。

5歳の子供に理解できる易しい言葉で俳句を詠む。そして類想はもってのほか。
古志の俳句は奥が深くて詠むのは難しいのだ。


        

     ☆     浜大根咲く東北へつづく海


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