goo blog サービス終了のお知らせ 

老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

心頭滅却すれば火もまた涼し

2022-07-07 17:02:13 | 日々是好日
     

暑い。
冷房のきいた部屋でうたた寝をしていた。昼寝だ。
熱いお茶を入れて飲んだ。
緑茶の好きだから茶葉をたぷりと入れ濃い濃いお茶だ。美味しかった。

心頭滅却すれば火もまた涼し、、、などと、暑いときは熱いお茶!

昨夜、眠れないからパソコンゲームに現を抜かした。
婆さんが白髪を振り乱してゲームとにらめっこ。
見ちゃおれない。😡 

それで今日はバイオリズムが狂い、悩みも加わり  心頭にの、ことわざだふっと頭の隅をよぎった。

昨日は友人と久しぶりの電話でのおしゃべり。
その友人に作ったのが、スマホ入れ。

     

もう一つ、何かを作り早く送らねばと。
その一つを何にしようかと考えるのが楽しみ。 

瀬戸は夕凪の一番過ごし難い時間帯。
屋島颪があり、北の部屋は冷房無しで何とかしのげる。  


しり取り俳句

「熱帯夜の熱」
     🗾     灼熱の日本列島星祭る

「合歓」
     ❁     合歓の花葉裏透かしに仰ぎけり

「うどん」
     🍙     うどん屋の葭簀の陰に並びけり

「猫」
     😿     熱帯夜猫ごろごろんもだへをり



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何かを作っている、、、、

2022-07-05 18:19:57 | 老人日記
       

何か小物を作っている時が一番に幸せ。

無心。
一刻でも深い悩を忘れ、一針一針に心を込め夢中になっている。

庭で咲いたハーブを乾燥させたのを匂い袋にしたのは一昨日の向こうの家。
ラベンダーの香がする。
黄色の布を使ったのは、良いことがありますようにと願いを、、、


           

何日か前に作ったポシェト。
連れ合いに作ったのと同じ型紙。

使い勝手が良かったものだから、同じ物を。

財布とスマホとハンカチが入る。

       

眼鏡入れ。
気にいった布を仕舞っていたが、これも断捨離のつもりで使った。早く使用しなければ! 

裏はキルティグの厚い布を使用。眼鏡が痛まぬように。
首から掛けるように紐を長めに。


    


姉の為に作ったポシエト。
スマホとハンカチくらいを入れて老人の会に行けるだろう。
早めに送らなければ!
もう一~二個、、何を添えようか?
考え中。早く早く作って送り、姉が驚くのが楽しみ。

私、本当は深い深い悩みの底に沈んでいる。
生かされている。死ぬのは怖い、嫌だけれど、、、、精神は思い煩っている。
きょうが何事もなく過ぎ{日々是れ好日}だったと夜、布団の中で思えれば良い。


今日まで一週間くらいに作った小物。これを作っている間は悩みが首をもたげるが、忘れられていた。
あアああアア~。


     ♠     夕凪や小型の台風それたげな

     ♣     いかような我が天命ぞ大夕焼
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白鳥神社を彩る 風鈴

2022-07-04 20:37:11 | 日々是好日
     

讃岐も東の街。
白鳥神社で風鈴や風車を境内に飾っているテレビのニュースを観て、そこへ見物に行った。

     

神社の門を潜ると参道に沿い、風鈴が飾られている。
ガラスの風鈴だ。

涼しげではあるが、風鈴の音は今いちどって感じだ。



    


御手洗の屋根の下にも、風鈴が吊られている。

風鈴は、様々な邪気を払うために寺院の軒につるした鈴・風鐸(ふうたく)が起源とされる。

       


御手洗の屋根には幣が飾られ、いかにも神事の趣だ。
ガラスの風鈴は静かな音色で勿論、だれにも迷惑をかけない鳴り方だ。



      


しかしながら、私は現在まさに風鈴でマンションで諍いの最中なのだ。
    
南部鉄の我が家の風鈴には風が集まってくる。リンリンと聞こえがしに誇らしげ鳴る。

俳句に親しんだり、風流を好む自分としては風鈴は夏の風物詩と愛されてしかりと思っていた。
が、今の日本社会?特に我が家をとりまくマンションの住民にとって風鈴は無用の長物、騒音以外の何物でもない存在なのだ。

唐時代の中国には、占風鐸(せんふうたく)という占いがあった。
自然の風から様々な情報を読み取り、物事の吉凶を占う方法です。
その占いに使う風鐸(ふうたく)という道具が、風鈴のもとになったといわれているらしい。
(全く持って、付け刃ではある。)

そして昨年の事。
一枚の紙が我が家に届いた。
「風鈴の音で近隣住民が迷惑をしています。風鈴を外して下さい」
どうも階下の住民の眠りを妨げているのかも? 

私がカチンとなったのは、マンションの住民を近隣住民と記した事。
勉強不足の私は、同じマンションに住む住民を近隣住民と称するのだろうか?
疑問(あくまで私の主観であるが)

嘆かわしい事だ。
そしてマンションの管理人が、
「私がお掃除をしていても、お宅の風鈴がよく聞こえます」
との一言。
昨年は風鈴を外した。。

そして今年、他のことで、管理会社の一枚の文章に、思う事が。
ぶり返されたのが「今年の文章」と去年の「管理人の一言」

管理人の出過ぎた言葉!身分をわきまえていない言葉。
(差別で言ってはいない。住民間の問題で管理人は白黒と立ち入ってはいけない。)

そんなこんなの風鈴問題を抱えていても、風鈴は好きだ。
この夏の愛する風物の中に身を置いて楽しむために、神社に訪れたのであった。

私は昨今の世の中に認識不足。
浦島太郎のように身についた老いを認識していないようだ。
風鈴(老兵)は去る者らしく、全国で風鈴による騒動や問題が起こっているようなのだ。

世知辛い世の中。
風鈴に目くじらを立てる人の毒牙に我が家も敵にされたようだ。
(私は悶々と不定愁訴の日々が、、、、)

      

風鈴に罪は無い。
一刻、海から松原を吹く抜けてくる風に鳴るのを聞いて満足をした。

    🎐      カラコロリン鳴るガラスの絵風鈴

    🎐      風涼し少女凛々しく弓を引く

    🎐      風鈴の下青い袴の禰宜通る
     
    

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

怖い 恐い、、、、通信障害

2022-07-03 07:02:59 | 日々是好日
     
      

昨日の通信障害にはまいったな~。

一日、向こうの家の掃除をやっていた。

マンションより1~2度、温度が低い。
夏向きで冬は寒い家とは分かっていた。
冷房の利く部屋は二つ。
冷房をつけなくとも、海からの風が涼しく、扇風機も要らなかった。
(扇風機は無い、、、買えない)

携帯電話が使えない通信障害。
夫婦が同じ会社を使用している。
買い物に行ってもらっても、連絡が取れない終日だった。

冷凍庫はあっても、冷蔵庫が無い。
リッチな人が持っている別荘とも違う。
夫にある愛着から手放せないだけの家は少し不便だ。
本当は家計をあずかる私には少し重荷だ。

向こうで泊まるつもりだったが、夜になって、マンションに帰った。

ドアを開けると、ああ、、、全く暑い。
急いで冷房をつける。
この狭いマンション暮らしにホッとするのはどうして。

やたら広い、向こうの家は、猫や犬の記憶が甦り、それなりに楽しいが。

      
       (四月のニャナメ)

取りに帰ってもらった、ミシンも手元に、風鈴の音を聞きながら手芸に弾む。
ニャナメが、生きていたハナちゃんと同じように、私が手芸をしている傍で寝転んでいる。
「お前はノラ猫だぞ! そんなに私の傍がいいのか?」
と話しかけると
「ニャーン、ニャアー」
と返事をする。

夕方、小豆島が茜色に染まる。
携帯で写真を撮った。
ポツ、ポツと島に灯が点り、市役所を中心とした街が夜の風情と変わってゆく。

しかし、なぜだか淋しい。
テレビが無い。
私が二階にいて、連れ合いが階下にいると、静まり返った家は活気が無し。
音がしない。
パソソンも使えないし、、、。

瀬戸内海の夕凪で風鈴も止まってしまった。

     🍈    夕焼の海遠くより時の鐘

夕食が終わり、
「向こうへ帰ろう、今晩は。。。」
意見がまとまり、マンションに帰る。
この狭い家に慣らされて、全く暑いが安堵する。
シャーワーを向こうで浴びていたが、部屋と廊下の温度の差に、もう一度シャワーを浴びなければ汗でぐしゃぐしゃの身体になる家。


今日も向こうへ行くつもり。
庭の草取りから始まり、押し入れの整理、手芸法品の整理。
忙しい。

かって何年か前は携帯電話に頼らない生活に不便も疑問もなかった。
一日、使用が出来ないと、不便な事極まりない今回。
何か事があれば、命に危険も。
心臓に欠陥があっても救急車が呼べない。
固定電話を手放せないと気付いた。


しり取り俳句

「煎餅」
    🍘     やみつきのピリ辛煎餅生ビール

「夏」
    🐎     夏遍路ぎらぎら眼のみ白し

結願も近い遍路路。若い?お遍路さんは真っ黒に日焼けをしている。 
二、三日前のお接待をさせてもらったお遍路さんに、学生さんですかと聞くと、いいえ40才ですと、、。
全く年齢が読めない。しかしこの暑いさ中。頑張って歩いている。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

海が見える山荘でランチ

2022-07-01 09:28:59 | 日々是好日


海の見える食事処で、、、
と、息子に連れて行ってもらった。

いつも行く、白峰寺と根来寺へ行く道すがらに看板の出ている食事処だった。

夫はお寺の参拝を終えると、いつも素通りをする。
喫茶店と思っていたが、綺麗な大きな料亭を思わす店だった。

     


数寄屋門には夏暖簾がかかっている。

部屋からは、夏の瀬戸の海が望める。
遠くに鬼ヶ島も。

 

眼を転ずると、高松市街と屋島も見える。



テラス?
昔は景色を眺める場所だったらしいが、今は食事の大きな卓があり椅子を並べて食事が楽しめるようになっている。


残念だけれど予約席で、昨日は何人かの私くらいの年齢の老嬢の集まりが始まった。

以前は夜はお酒を出すお店兼住居だったらしい。
旦那さんが身体を壊されて引退をしたそうだ。
綺麗な奥方が、お昼の経営をしているらしい。

山荘としても、食事処としても、資本の掛け方が半端でない。

     

食事はそれなりに可もなく不可もなく、一人で切り盛りをこなしているから、ランチ定食のみ。

景色が何にもかえれない豪華な御馳走だった。

追々、吟行句を考える?



しり取り俳句

「金魚」
     🐟     大空を金魚の風鈴泳ぎをり

「鏡」
     👓     水中眼鏡魚になってみたきかな

「遠雷」
     🎣     遠雷や釣り人一人二人去り

「田」
     🍆     老が繰り言ぶつぶつ田水沸く



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする