
大阪水曜ほっと集談会一世です。
落語家月亭方正さんの講演ブログがとても好評でしたので、3日目ですが、最後にもう一つだけ学んだことを、お話させていただきます。
それは人間関係こそが最高の贅沢ということです。
例えとして、仲の良くない知人と嫌々ながら行く海外の豪華旅行と、気心の知れた仲の良い友人と行く近くの温泉どちらが楽しいですかと問われていました。
当然近くの温泉ですよね?
と方正さんが質問されると、皆さんうんうんと頷いておられました。
人間関係が苦手でとことん苦しんできた私たちですが、このように逆の発想をされる方があることに目から鱗でした。
確かに自助グループの仲間の皆様との交流は、本当に楽しく顔を見るだけで元気をいただく方もあります。
自己啓発書などに多いのですが、苦手な人間も反面教師とか、こちらが変わることか必要とか、色々言われますね。
正直私は、そのようなこじつけより森田博士が言われる、嫌いなものは嫌い、好きなものは好き、ただその事実を認めるという発想の方が、しっくりくるのです。
※今日の森田博士の言葉
要するに、人生は苦は苦であり楽は楽である。
柳は緑、花は紅である。
そのあるがままにあり、自然に服従し境遇に従順であるのが真の道である。
毎日の心持ちを引き立たせる最も安楽な道である。
憂鬱や絶望を面白くし、雨を晴天にし、柳を紅にしようとするのが、不可能な努力であって、世の中に、これ以上の苦痛なことはない。

2024/05/22
一世