大阪水曜ほっと集談会一世です。
先日このブログを開設して4千日を迎えた。
4千日といえば、ざっと11年になる。
当初はホームページの役割をしていたこのブログであるが途中から完全にブログとなった。
だれも書き手がいないので、ポンコツな私が書くようになった。
当初は誰も読まんやろと、簡単に思っていたが最近は百名以上の読者があり迂闊なことは書けないと緊張している。
と言いたいところであるが所詮ポンコツはポンコツであり誤字脱字だらけで、自分の器以上のものは書けない。
それが事実である。
昨日実家で祖母の若かりし頃の写真を初めて見た。
知的でなかなかの美人さんである。
初孫の男の子ということで無条件に愛情を注いでくれた祖母への深い感謝の気持ちがわいてくる。
私のこの神経質性格は、祖母から譲り受けたものと自負している。
さて今日は改めて神経質性格への感謝を綴りたい。
毎日、交通事故や人間関係によるトラブによる事件が報道されている。
中にはこんなことでと思う理由で大切な命が失われているのが現実である。
それらの報道を見るたびに、神経質に生まれたことへの感謝の気持ちが湧いてくる。
若い頃はサイドブレーキのようなこの性格を疎ましく思ったこともある。
しかし粘り強く、自己内省が働き、向上心が強く最後まで自分を諦めないというこの性格の奥深さを感じている昨今である。
私の想像であるが森田博士がこの学説を世の中に広められるまで、神経質性格はネガティブで、場合によっては病気であると認識されていたに違いない。
そうであるならば森田博士自身が言われているようにこの発見はコペルニクスの地動説に相当するといっても大げさではないだろう。
そもそも生まれながらに与えられた性格に良いも悪いもないではないか!
植物や動物がそうであるように自分に与えられたものを活かして謙虚に生きて行くのが本来の生物としての在り方ではないか!
森田博士が言われるように人間だけが小賢しい悪智をもって価値判断をする。
長い間行けていませんが私にこの神経質性格のDNAを与えてくれた母方の祖父母のお墓参りに行きたいと思っている一世です。
※今日の森田博士の言葉
親の恩・師の恩は、物をわきまえ、道を知るに至って後、はじめてそれがこよなく尊いものなのだと、知るのであるらしい。
2024/05/24 一世