
大阪水曜ほっと集談会一世です。
朝から激しい雨が降り続いている。
本日のタイトルは、気象用語からいただいた。
気象庁では1時間に30ミリ以上50ミリ未満の激しい雨について、「バケツを引っくり返したように降る」と表現しているそうである。
突如としてこのようなタイトルがひらめくことがある。
バケツをひっくり返したようなとか、命を守る行動とか最近気象用語が過激になっていると感じる。
私はこれは心の健康にも通じるような気がしている。
気分障害と言われる激しい落ち込みも、豪雨のように突如として現われることがある。
おそらくそれまでに積もり積もった小さなストレスが飽和状態に達したのだろう!
私たちがそれに気付かなかっただけである。
突如電池が切れたような心の状態に戸惑った経験は私にも少なからずある。
そのようなときはどのような言葉も美しい音楽も美味しい食べ物も心に入ってこない。
電話もこちらからかけることはまずない。
それどころかメールを受け取ることも億劫になる。
ところで最近身近でメンタルの不調を訴える人が多い。
今まで自助グループ内での、どちらかというと特別なこと、という感じがしていたがどんどん身近に迫っていると感じる。
原因の一つが人手不足による過労である。
コロナが五類感染症に分類されたことで一挙に需要が増えたが、受け皿としての供給が追いついていない。
厳密に言えばコロナ禍前の業績を取り戻そうとしながら離れた人材は戻ることなく、人手を増やす事が出来ない企業をはじめとする、組織のあり方にも問題がある。
我々が志があると思い選んだはずの〇〇議員さんも自分の選挙のことで精一杯らしいと、一言毒を吐いておく。
衣食足りて礼節を知る、昔の人は良いことを言っている。
礼節を知るどころかますます、怒り、貪り、愚痴が蔓延しているようにみえる。
これを心の三毒と呼ぶらしい。

2024/05/28 一世