大阪水曜ほっと集談会、一世です。
今日のタイトルはジブリ映画、魔女の宅急便の挿入歌でもある優しさに包まれたならからいただきました。
私と同世代の60代以上の方はファンの方も多いと思いますがユーミンこと松任谷由実さんの楽曲です。
さて以前、会場が一体となってこの優しさに包まれた体験をした私です。
ウクライナ出身の歌姫ナターシャ・グジーさんのコンサートで感じたことです。
750席収容のホールは、ほぼ満席でした。
舞台はスポットライトが一つとバンドゥーラという民族楽器というとてもシンプルなものでした。
そこにヴィシヴァンカと呼ばれるウクライナ刺繍の民族衣装を纏った、歌姫ナターシャ・グジーさんが登場すると大きな拍手に包まれました。
彼女は6歳でチェルノブイリの原発事故により被爆、今から約22年前ウクライナから日本に来られました。
流暢な日本語と笑顔からは過酷な人生を感じさせない彼女ですが透き通るような歌声の中に憂いを感じたのは私の思い過ごしだったのでしょうか?
彼女はウクライナと日本の架け橋になりたいと数多くのウクライナ支援プロジェクトをされているのです。
戦争と神経質症状これはまったく異質なものですが、人は皆生きている限り何かを背負っているのです。
人と人とが互いに支え合うこと、助け合うこと、これは理念こそ違いますが、私たちの自助グループにも通じるものがあります。
おこがましいですが私も森田療法を知らずに苦しんでいる神経質者と私たちの自助グループの架け橋になりたいと思っています。
今後私たちの自助グループもこのような他の心の問題を扱うプロジェクトやイベントとコラボできる日が来ることを私は密かに願っているのです。
2024/04/24 一世