大阪水曜ほっと集談会一世です。
おはようございます。
今年ほど、メジャーリーグベースボールを身近に感じたことはありません。
毎朝日本人選手が活躍するのがとても楽しみです。
さてメジャーリーガーと言えば、今その代名詞は、大谷翔平選手ではないでしょうか。
メンタルを言い訳にしたくない、そこを含めて技術だと思う。
先日ドジャースに移籍してから初めてホームランを打った後に大谷選手が言い放った言葉だそうです。
大谷選手はまだ20代ですがその発言はかなり老成した感じを受けます。
発言が世界に与える影響を考えてか、かなり言葉を選んでいる印象です。
メンタルがどうであれ自分が好きな野球に集中して、結果を残すのだという強い意志が感じられます。
才能が違いすぎて足元にも及びませんがその言葉からは少なからず刺激を受けました。
私の場合は大谷選手のような意志的でポジティブな発想ではありませんが、それでもメンタルを言い訳にしているだけでは、前に進めないことを嫌というほど体験しました。
私たちは神経質だから、症状があるから◯◯できないと勝手に決めつけてはいないでしょうか。
私は大谷選手の言葉を聞いてふと、外相整えば内相自ずから熟すが心に浮かびました。
心がどんなに苦しくてもとりあえず同じ時間に起きて着替える。
朝食を食べて歯を磨き、そして電車に乗る。
職場に行って、目の前のやるべき事を嫌々こなす。
そのような日常を繰り返している中で、日々の生活が維持できているという小さな自信が生まれる。
私自身は苦しい時そのように生活をしていました。
外相整えば内相自ずから熟すについての詳しい解説は以下の書籍を参考にしていただきたいと思います。
帚木 蓬生氏 (ははきぎ ほうせい)日本の小説家、精神科医の書かれた『生きる力』森田正馬の15の提言 (朝日選書)です。
氏の著作には、ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力、(朝日選書) というすばらしい書籍もあります。
2024/04/18 一世