「大阪水曜ほっと集談会」公式ブログ

2月19日(水)14時~・2月18日(火)20時~(ZOOM)にてリモート集談会を開催します

メンタルも含めて技術?

2024年04月18日 07時46分02秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

おはようございます。

今年ほど、メジャーリーグベースボールを身近に感じたことはありません。

毎朝日本人選手が活躍するのがとても楽しみです。

さてメジャーリーガーと言えば、今その代名詞は、大谷翔平選手ではないでしょうか。

メンタルを言い訳にしたくない、そこを含めて技術だと思う。

先日ドジャースに移籍してから初めてホームランを打った後に大谷選手が言い放った言葉だそうです。

大谷選手はまだ20代ですがその発言はかなり老成した感じを受けます。

発言が世界に与える影響を考えてか、かなり言葉を選んでいる印象です。

メンタルがどうであれ自分が好きな野球に集中して、結果を残すのだという強い意志が感じられます。

才能が違いすぎて足元にも及びませんがその言葉からは少なからず刺激を受けました。

私の場合は大谷選手のような意志的でポジティブな発想ではありませんが、それでもメンタルを言い訳にしているだけでは、前に進めないことを嫌というほど体験しました。

私たちは神経質だから、症状があるから◯◯できないと勝手に決めつけてはいないでしょうか。

私は大谷選手の言葉を聞いてふと、外相整えば内相自ずから熟すが心に浮かびました。

心がどんなに苦しくてもとりあえず同じ時間に起きて着替える。

朝食を食べて歯を磨き、そして電車に乗る。

職場に行って、目の前のやるべき事を嫌々こなす。

そのような日常を繰り返している中で、日々の生活が維持できているという小さな自信が生まれる。

私自身は苦しい時そのように生活をしていました。

外相整えば内相自ずから熟すについての詳しい解説は以下の書籍を参考にしていただきたいと思います。

帚木 蓬生氏 (ははきぎ ほうせい)日本の小説家、精神科医の書かれた『生きる力』森田正馬の15の提言 (朝日選書)です。 

氏の著作には、ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力(朝日選書) というすばらしい書籍もあります。





2024/04/18 一世

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永遠のアイドルとリカレント教育!

2024年04月17日 07時40分17秒 | コラム 




大阪水曜ほっと集談会一世です。

令和の時代、YOASOBI(ヨアソビ)という日本の音楽ユニットのアイドルという楽曲がメガヒットしました。

さて昭和の私はアイドルといえば、松田聖子さんですね。

彼女ほど、永遠のアイドルという言葉がふさわしい女性はいないのではないでしょうか!

知らんけど!

現在の50代以上のシニア世代の方は、共感していただけると思います。

先日ネットニュースでその松田聖子さんが通信課程で大学の法学部を卒業されたという記事を読みました。

同世代の私はとても素晴らしいと思いました。

私もかつて40代で、働きながら通信課程で、学んだ経験があります。

今思い返しますとあの多忙な時期によく卒業できたものだとわれながら感心してしまいます。

今でも5月になるとレポートの提出に追われて、ほぼ休みはドトール珈琲店で頭を悩ませていた日々が蘇ってきます。

スクーリングで缶詰になった経験も良い思い出です。

人生であれほど勉強したことはありません。

自分のお金で授業料を払って学ぶということは本当に大切だと思うのです。

親がかりであった大学生活とは真剣さが違うのです。

さて森田療法の学びについてですが、現在ではネット環境が整い過ぎて、さまざまなツールがありますね。

私が学び始めた10代の頃は書籍とカセットテープ以外はありませんでした。

しかし苦しみながら読んだ体験は無駄ではなかったと思います。

かなりの項目が記憶に残っているからです。

あの本のあのページにこういうことが書いてあったということが浮かんでくるのです。

最近SNSが脳科学的に認知に繋がらないという説を聞いて、事実かどうかは別にして、とても納得することができました。

ある情報のその部分だけが切り取られ、すぐに簡単に手に入るわけですが、前後の関連性がないために記憶に残らないのです。

私たちは世界で唯一治すことを目的としない精神療法である森田療法を学ぶ自助グループです。

現在はほとんど減りましたが、私が20代から30代の頃は一泊学習会というのが頻繁に行われていました。

泊りがけで森田療法について学ぶのです。

もちろん学習だけではなく懇親会もあり、深夜まで心の問題について語り合うという貴重な体験をしました。

その時の経験がのちに社会の荒波をくぐり抜けていく中でずいぶん役に立ちました。

森田博士は自分の精神療法は再教育であるということを言われています。

初等教育の時代から、すり込まれた、男はこうあるべきであるとか効率や生産性を過剰に求める思考回路が、かくあるべし思考や、人間性を無視した一律的な価値観に縛られることに繋がったような気がします。

何度も何度もこのブログで申し上げましたが初等教育の段階から森田メソッドが施されていれば心の問題で無駄に苦しむ若者が減るような気がします。

心の問題について、何かあればすぐに〇〇障害ということに結びつける現在の精神医療のあり方にも少し違和感を感じている私です。

今日は珍しく真面目なことを書いたつもりの一世です。




2024/04/17 一世

※(recurrent)」とは、「繰り返す」「循環する」という意味で、リカレント教育とは、学校教育からいったん離れて社会に出た後も、それぞれの人の必要なタイミングで再び教育を受け、仕事と教育を繰り返すことです。 

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優しい時間と純なる心!

2024年04月15日 07時01分27秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

骨折生活2週間まだまだ本調子ではありません。

しかし主治医の許可もあり、どうしてもやらなければならない仕事がありますのでとりあえず今から出勤します。

何か妙に緊張している私です。

昨日リハビリも兼ねて散策しながら、

近くのファストフードのお店に入りました。

モーニングセットを頼んでブログを書いていたら、

孫娘と同じくらいの小さな女の子と若いお父さんが入ってきました。

思わず子供さんと目があって、可愛いと言ってしまいました。

すると若いお父さんが、ありがとうございますと言われました。

少しパパとお話をしますと、この女の子はお姉ちゃんで下に赤ちゃんがいるとのことです。

想像ですがお母さんが大変なので、休日くらいは、お父さんが長女である女の子連れて出ることで負担を減らしているのかもしれません。

子供さんが指で示しながら、にちゃい(2歳)今度さんちゃい(3歳)と言いました。

何とも言えない優しい時間が流れていると感じました。

今までであれば、ただの親子の会話としか、見れなかったかもしれません。

しかしながら孫のできる年齢になると、孫に対するのと同じような思いで見てしまいます。

ふと森田博士の純なる心というフレーズが心に浮かびました。

孫と同じ年齢の子供さんを見ると、とっさに可愛いと感じる心、これも純なる心ではないかと思います。

すべての人間関係において、できるだけそのような気持ちで接していきたいものですが、社会ではなかなかそうはいきません。

油断をすれば人の良さに付け込まれたり、極端な場合騙されたりすることもあるでしょう。

それでも自分はそのような生き方はしたくないと思うのです。

せっかく森田療法というステキなメガネを頂いたわけですから、できるだけ物事をシンプルかつ素直に見て行きたいと思います。

そう思いながら生活をしていますと、不思議と人間関係における見えない壁のようなものが小さくなったような気がしています。

最後に残るものは、人と人との心のふれあいや何かしら社会に貢献しているという小さな満足感かもしれません。

偶然出逢った親子の会話を聞きながら、

単身赴任を含め仕事と症状に明け暮れ、

自分のことでいっぱいで不甲斐ない子育てしかできなかった自分への怒りと後悔、

更に幼い頃の二人の娘への懺悔と心の痛みを感じた一瞬でもありました。






2024/04/15 一世

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4月度大阪水曜ほっとリモート集談会のご案内

2024年04月14日 07時53分34秒 | 集談会 開催日


大阪水曜ほっと集談会一世です。

初夏のような気候に戸惑っている私です。

4月度の大阪水曜ほっとリモートの集談会のご案内です。

皆様にお会いできることが、とても楽しみですね。

私たちは、森田療法をベースに、共感と心のふれあいを大切に毎月森田人間学を学んでいます。

まだ受け付け可能ですので、下記ホームページよりお申し込みください。

本日中にZOOMの招待をお送り致します。

ZOOMを使ったオンライン開催です。

皆様の悩みを存分にお聞かせください。

皆様の参加を心よりお待ちしています。

 〇大阪水曜ほっと夜間リモート懇談会

●4月16日(火)

20:00~22:00 (途中入退室可)


◯大阪水曜ほっとリモートと集談会

●4月17日(水)

14:00~17:00 (途中入退室可)


参加無料です。
●オンライン(ZOOM)にて開催します。
●会員であれば、全国からどなたでも参加できます。
●途中入退室、ビデオOFF、ハンドルネームも可能です。
●始めて参加の方はホームページの専用フォームからまたは発見誌の問い合わせ先まで連絡をお願いします。
 
下記画像をクリックしてください。
大阪水曜ほっと集談会 | 生活の発見会 | 森田療法

大阪水曜ほっと集談会 | 生活の発見会 | 森田療法

神経質性格に悩む人たちが、受容と共感をベースに、森田療法(森田理論)を学びます。月一回、定例会として、学習会(兼 懇親会)を行っています。ZOOMにて開催中!

 

 
 
◯ ◯ ◯



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自助グループと共感性!

2024年04月14日 06時42分39秒 | コラム 



大阪水曜ほっと集談会一世です。

おはようございます。

皆様はEQという言葉をご存じでしょうか?

恥ずかしながら最近まで私はこの言葉を知りませんでした。

EQ(Emotional Intelligence Quotient)は、アメリカの心理学者が提唱した理論で、日本語で「心の知能指数」と意訳されるそうです。

仕事の取り組み方や人間関係への関心度を測定する指数で心内知性・対人間関係知性・状況判断知性の3つから構成されているそうです。

本日 NHK のテレビ寺子屋で弁護士の住田裕子さんが共感性の大切さを説かれるなかでEQについて説明をされていました。

要約しますと、

SNS により個々の主張が増える反面、共感性が育まれていないということを指摘されていました。

数年前のデータですが日本人の若者の自己肯定感が、世界レベルで言うと7割以上に対して5割未満とかなり低いという、 統計があるそうです。

一体なぜなのでしょうか?

 IQ =知能指数は高くても EQ =心の知能指数が低いという現実が、日本の若者の自己肯定感が低いことのひとつの要因だと言われるのです。

勉強ができる、スポーツができる、ルックスが良いなど目に見える価値観のみにあまりにも重きを置きすぎているということを指摘されていました。

お話を聴いて、わたしは、本当の意味での多様性はまだまだこの国に根付くのは先のことであるような気がしました

職場でも自助グループにおいても時々理論偏重で、この共感性が著しく欠けている人に出会うことがあります。

共通するのは、肩書きや知識があっても、心に響かないということです。

古今東西の様々な才能を開花させた偉人たちの生い立ちを見ますと両親特に母親や初等教育における教員の共感性が高かったという一つの共通項を感じます。

その子にあった才能を伸ばすというEQの高さを感じるのです。

自助グループ内で活動していて、この方はEQの高い方だなと感じることがあります。

それは知識のあるなしには関係がないのです。

私たちはこれからも自助グループ活動をして行く上でこのEQを高めていくことがとても大切ではないでしょうか?

知識よりも共感へ!





2024/04/14 一世

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