画像を花ごとに分ける作業がやっと終わりました。
撮った花は80種類になりましたが、じっくり足元を見ていればもっと撮れたのかもしれません。
振り返ると、時間と天気に追われて撮り急いでしまったように思います。
でも、これも経験…もう一度撮りに行きたいと気持ちは来年の夏に向かっています(^^ゞ
今日から50音順で数種類ずつ花をご紹介します。
名前については自信のないものは名前の後ろに(?)を付けています。
普段目にすることが無い高層湿原の花の名前の同定は難しく、
また、花のアップや葉の様子などを撮り切れていないことなどから、
たぶんそうではないか、、、という判断で記載をしています。
もしお分かりになる方がいらっしゃいましたら、コメントで指摘をしていただけるとうれしいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
アカモノ(赤もの) ツツジ科
別名:イワハゼ
枝の先や上部の葉のわきから数本の花茎を出し、白色で赤みを帯びた花を一つずつ下向きに咲かせます。
まん丸な花の先が5つに反り返り、淡い赤の筋が入っている姿はとっても可愛いです。
でも、7ミリほどの小さな花ですので、撮っているときはそこまで気づかず、
パソコンの画面で「あらら~かわいい♪」
8月の終わりごろ、赤く熟した果実になるそうです。
アキノキリンソウ(?)
ミヤマアキノキリンソウ(?)
イワイチョウ(岩銀杏) ミツガシワ科
別名:ミズイチョウ
高さ20~40センチで茎葉はありません。
花冠は長さ8ミリの漏斗状で5つに切れています。
花弁の縁が細かいフリルになっていてかわいいです。
湿原のいたるところで見ることができました。
イワオトギリ(?)
イワカガミ(岩鏡) イワウメ科
花期は6~7月とのことですが、マイヅルソウやゴゼンタチバナなどと一緒に結構咲いていました。
淡いピンクの1.5~2センチの花がとても清楚な印象です。
花色が少し濃いのもありました。
ウラジロナナカマド(裏白七竈) バラ科
園内のいたるところで見ることができました。
直径1センチ程度の白い花を房状に付けます。
エンレイソウ(延齢草) ユリ科
見たいと思っていた花、あそこにもここにも、、、と感じるほど、たくさん見ることができました。
1本の茎に7~15センチほどの大きな葉を3枚輪生し、
茎の先からほぼ直立した花柄を1本伸ばし、1個の花を付けます。
外花被片は緑色や褐紫色で長さ1~2センチ程。
どうしてこのような花姿をすることになったのか、ちょっと聞いてみたい、、、
キヌガサソウに負けず劣らずの存在感です。
( 撮影日:2017年7月24、25日 )