ズダヤクシュ(喘息薬種) ユキノシタ科
長野県では喘息(ぜんそく)のことを「ズダ」と言い、
和名は喘息に効くというので名付けられたそうです。
花がとても小さかったので、最初花とは気付きませんでした。
実はちっちゃな絹サヤみたいで可愛いです。
タカネサギソウ(?)(高嶺鷺草) ラン科
湿原でホソバノキソチドリと思い込んで一枚だけ撮ったのですが、
撮影をした画像を品種ごとに分類をしていて、どうも違うようだと気づきました。
残念なことに葉の部分を撮っておらず、また、花の様子もアップで撮っていなかったので
同定をするのにとても悩みました。
たぶんタカネサギソウではないか、、、ということにしましたが、
違っていたら申し訳ありません。
ホソバノキソチドリ(細葉の木曽千鳥) ラン科
栂池ヒュッテから栂池ロープウェイに少し下った所に多く生えていました。
図鑑には『茎の先に黄緑色の小さな花が多数つく。唇弁は長さ5~6ミリ。距は前方に曲がる』
とありました。それでも、素人が花の名前を同定することの難しさを、今回とても痛感しました。
ウツボグサ(靭草) シソ科
最初「タテヤマウツボグサ」と思って分類をしていましたが、
図鑑や画像を確認した結果「ウツボグサ」としました。
タテヤマリンドウ(立山竜胆) リンドウ科
ハルリンドウの変種で、花色が淡く、花冠の長さは1.5~2センチと小さいそうです。
蕾は湿原で結構たくさん見ることができたのですが、
雨のせいか、開花したのは木道脇ではあまりありませんでした。
咲いた状態の画像は、花の様子がよくわからなくて見難いと思いますが、
「咲いていました♪」ということで…(^^ゞ
タニウツギ(谷空木) スイカズラ科
タヌキラン??(狸蘭) カヤツリグサ科
チングルマ(稚児車) バラ科
この花の名を聞くとまず風車のような姿を想像します。
湿原のあちらこちらでこの風車が群生していましたが、雨でびしょびしょ。。
花はもう終わってしまったのかと思っていたら、ちゃんとまだ咲いていました♪
花径は2~3センチ、白い花の中心にたくさんの黄色の雄しべと雌しべが特徴的で、
遠くからでも見つけられます。
ツマトリソウ(端取草) サクラソウ科
名の由来は花びらの先が赤くつまどられることからだそうですが、
赤い縁取りは気付きませんでした。
1.5~2センチほどの花は深く7裂するようですが、8裂のもありました。
ツルアジサイ
装飾花、両性花とも終わっていましたが、
ダケカンバの太い幹に絡みついている様に強い生命力を感じました。
( 撮影日:2017年7月24、25日 )