オオバユキザサ(大葉雪笹) ユリ科
別名:ヤマトユキザサ
ユキザサに似ているけれど、やや大形で茎は高さ35~70センチになり、深山に生えます。
花は雌雄異株とのことですが、花の部分のアップを撮っていなかったため判別ができませんでした。
ヒロハユキザサ(広葉雪笹) ユリ科
別名:ミドリユキザサ
深山の針葉樹林などに生える多年草です。
オオバユキザサと同じく花は雌雄異株で、
雄花が緑色を帯びる特徴があるのでミドリユキザサの名があるそうです。
オオバユキザサとヒロハユキザサは似ているため画像での区別が難しく
ネット検索で、「オオバユキザサは茎が赤紫色」という記述で判別をしました。
いつも参考にしている山と渓谷社『日本の野草』によると、
オオバユキザサは茎には開出する短毛、花序には短い軟毛がやや密に生えており、
ヒロハユキザサは花序や葉にはほとんど毛がなく、3裂した柱頭の裂片が長くて反り返る
などで、区別ができると記述されています。
以上のことから、間違って分けてしまった画像があるかもしれませんので、よろしくお願いいたします。
オガラバナ(麻幹花) カエデ科
別名:ホザキカエデ
高山や深山に生え、高さ8~9メートルになります。
7月頃、本年枝の先に直立した総状花序をつけます。
花がついている時期でしたので、遠くからでも確認をすることができました。
オタカラコウ(雄宝香) キク科
深山の沢沿いなどに生え、草丈1~2メートルになる大形の多年草です。
自然園で見たのは1メートル程度でしたが、
まだ蕾が付いたのが多かったのでこれからまだ伸びるのかもしれません。
オニシモツケ(鬼下野) バラ科
草丈0.5~1.5メートルと大形です。
大きさと葉が固く、触ると表面がガサガサしているところから名前に「鬼」と付いたのか…
あくまで私の想像ですが(^^ゞ
でも、花は繊細で可愛いですよ♪
カラマツソウ(唐松草) キンポウゲ科
モミジカラマツ(紅葉唐松) キンポウゲ科
カラマツソウとモミジカラマツ、撮影中は花が雨に濡れていたり
他の植物と一緒に生えていたりで同じ花と思っていました。
でも、3日目で花に目が慣れてきて葉の様子が違うことにやっと気づきました。
カラマツソウの方は観葉植物のアジアンタムに似ていること、
また、モミジカラマツは、画像でもわかるように掌状に裂けていることで容易に区別ができます。
残念なのは、両方とも乾いた状態で花の様子を撮ることができなかったこと、
来年は忘れずにぜひ…と思っています。
( 撮影日:2017年7月24・25日 )