光則寺でカイドウや境内の花を撮ったあと、やはりカイドウのある妙本寺へ移動をしました。
山門から二天門までは、両脇を大きな木が影を作り、夏でもここは涼しく感じます。
春は、落葉樹が芽吹き、シダが葉を広げ始め、命の輝きに溢れています。
二天門をくぐるとカイドウの花のピンク色より先に目に飛び込んできたのは、仰ぎ見るほど大きな楓の浅黄色です。
祖師堂の両脇にカイドウの木が3本、木はまだそれほど大きくはありませんが、たくさんの花をつけていました。
( 2012年4月15日撮影 鎌倉・妙本寺 )
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妙本寺から駅へ戻る途中、いつもの大巧寺(だいぎょうじ)へ寄り道。
目当ては「リキュウバイ(利休梅)」、今年はたくさんの白い花をつけて見ごたえ十分です。
バラ科ヤナギザクラ属の落葉低木です。
原産は中国で、日本へは明治時代末頃に入ってきたようです。
名の由来は、茶花として広く使われていたところから、茶人千利休にちなんで付けられたとのことです。
清楚な白い花は、春の柔らかな陽のなかで輝いて見えます。
( 2012年4月15日撮影 鎌倉・大巧寺 )