田んぼの畦にも春の訪れを感じさせる小さな花が咲いていました。
ノミノフスマ、ハコベ、タネツケバナ、、、どこにでも生えている花だけれど、春の陽を背に受けながら、這いつくばって撮っている時間はうれし楽し。。♪
大きめのハコベという印象の白い花「ノミノフスマ(蚤の衾)」
ナデシコ科ハコベ属で、田畑の縁や荒れ地などに生える高さ5~30cmの1~2年草です。
名の由来は、小さい葉をノミの夜具(衾)にたとえたものだそうです。
花弁は、2つに深く切れ込んでいるために10枚に見えますが5枚で、ガク片より少し長めです。
ナズナに似ている「タネツケバナ(種漬花)」です。
種もみを水に漬け、苗代の準備をするころ花が咲くことから付いた名だそうですが、私は白い花弁が付いた状態で、こん棒のように種が伸びているから付いた名「種付け花」かと思っていました。
アブラナ科タネツケバナ属で、田の畦や水辺に群生をする高さ20~30cmの2年草ですが、群生はしていなくても道端などでも普通に見られます。
白い花が多い畦でひときわ目立っていた黄色の花「タガラシ(田辛し)」です。
キンポウゲ科キンポウゲ属の2年草で、水田や溝に生えます。
プロトアネモニンを含み、かむと辛みがあることからついた名で、有毒です。
( 2012年4月7日撮影 横浜・舞岡公園 )