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花巻温泉~佳松園

2009年07月13日 | 旅館&Hotel
花巻温泉~佳松園



花巻温泉の一番奥、
深い緑に包まれた瀟洒な宿が佳松園だ。





到着後、まず案内されたロビーの窓からは
篝火がたかれる美しい石庭が広がる。






案内された部屋は2階の和室。

清潔に整えられた部屋。
檜の内風呂もあるが、ここは温泉ではないので
同じフロアにある大浴場に是非行ってください、と仲居さん。




部屋の窓の外は
赤松が立派にそびえ、深い緑と
どこからか、川のせせらぎも聞こえてくる。


遠野の旅を終え、お茶をゆっくり頂いてから
お楽しみ、の温泉へ。





あれ、どこかの温泉に似ているなぁ・・・

そうそう、軽井沢の星野温泉
とんぼの湯、のつくりにとても良く似た浴場。

大きな窓の外は深い緑。




檜でつくられた、露天風呂。

お湯は重曹泉で
ツルツル、ヌルヌル。
お肌に良さそう。


湯上りには<りんごジュース>も用意されている。
湯上りの休憩所には
CDが聴けるようになっていたり、
マッサージチェアなども・・・。

どの部屋に行っても
窓の向こうは深い緑。







食事は土地のものを中心に
品の良い味付け。





遠野と花巻の中間の宮守あたりは
わさびの産地。 まろやかで、ぴりり、と効く、美味しいわさび。





夜は、マッサージをお願いしたのだが
これが失敗。

目の不自由な男性だったのだけれど
マッサージの箇所があれれ・・・。

”あの~、肩とか首とかお願いしたいのですが。”

マッサージをうけて
最高に不愉快な気持ちになった。

一人旅の時には、
女性のマッサージを指名しないと、駄目だということを学ぶ。

宿の人にこの件を訴えても
大した反応もなく、そこも更に

ここは、ロケーションも、設備も、温泉も最高で
私が泊まり歩く旅館の中でも最高ランクに入るのだが
この1件でのフロントスタッフの冷たい反応に





気を取り直して、朝食。
静かな、山の朝。

岩手では、ずーっと車窓に水田を見てきたので
やはりいつもより、ご飯が美味しく感じる。


マッサージの件が無ければ
この静かな、贅沢な宿は本当に素晴らしかった。


花巻に来ることがあれば、またここを選ぶだろうけれど
その時は必ず、マッサージは女性、の指名で。


帰りの新幹線は<やまびこ>。
東京駅まではかなり時間がかかるので
駅弁を用意。




宮沢賢治の<注文の多い料理店>弁当。

宮沢賢治は<アメニモマケズ>の詩の中でも
自身の食生活をうたっているが

パッケージの可愛らしさとはうってかわって
中味はシンプルで、ベジタリアン。

このベジタリアンなお弁当を食べながら
3泊4日の、岩手の旅を、終えた。


夏が始まる前の、
静かなひと時。 

ココロに、沢山のお土産を詰め込んで。。。